【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第250話の展開を予想する記事です(これまでのネタバレあり)。発売日情報についてもまとめています。
【呪術廻戦】第250話の概要
掲載日はいつ?
『呪術廻戦』第250話は、『週刊少年ジャンプ』11号への掲載が予定されています。
本来の発売日である2月12日(月)は建国記念の日の振替休日。
したがって、発売日は2月10日(土)か、もしくは2月13日(火)となると予想されます。
前回(第249話)はこちら!
【呪術廻戦】第250話の展開予想
領域「真贋相愛」の真価
『呪術廻戦』第178話〜では結果的に生得領域が展開されず、読者を不完全燃焼状態に陥らせた乙骨憂太。
しかし、『呪術廻戦』第249話では、遂に乙骨が本当に領域を展開。
生得領域の名は「真贋相愛(しんがんそうあい)」と、『呪術廻戦0』で”純愛”を説いた乙骨らしいネーミングです。
以下からは、宿儺戦の今後の展開予想に先立ち、「真贋相愛」の能力について深掘りしていきます。
「真贋相愛」の必中効果
そもそも乙骨憂太は、”他者の術式の模倣(コピー)”を可能とする術式を有しています。
そして、そんな乙骨が展開する領域「真贋相愛」には、コピーした他者の術式を必中効果として付与することができるようです。
なお、第249話内の宿儺の考察によると、領域に付与されているのは”天使”の術式。
思い返せば、第213話で「邪去侮(やこぶ)の梯子」を受けた宿儺は、いまだかつてないほどの醜態を晒していました。
あのまま攻撃が続いていた場合、おそらく宿儺そのものが消し去られていたはずです。
つまり、”天使”の術式はそれほどまでに強力だと言うこと。
「真贋相愛」に付与された必中効果が本当に”天使”の術式であった場合、宿儺は「彌虚葛籠」を解除した瞬間に消え去ってしまうことでしょう。
「真贋相愛」の効果
「真贋相愛」は、上述した必中効果とは別に、もう1つの強力な効果を持っています。
それが、乙骨の「模倣(コピー)」の無条件化です。
第249話中、領域内に刺さった刀を使用し、烏鷺亨子(うろ たかこ)の「宇守羅彈(うすらび)」を使っていた乙骨。
その他、無数に突き刺さっている刀によって、任意の術式をコピー使用することができるのでしょう。
「領域」が持つ”環境バフ”の一種と思われますが、非常に強力ですよね。
宿儺戦の行方
必中効果が「必殺」である可能性を危惧し、「彌虚葛籠(いやこつづら)」を展開した宿儺。
「彌虚葛籠」の継続展開には腕と口が1セットずつ必要であることから、明確に宿儺を弱体化させることに成功したようです。
……とはいえ、宿儺はまだまだ余裕の表情を滲ませています。
乙骨は、最強にして最悪の”呪いの王”をどのように攻め崩すのでしょうか。
乙骨が勝つためには
宿儺が「彌虚葛籠」で身を守っている以上、乙骨は”無制限の模倣(コピー)”というアドバンテージを活かして戦う必要があります。
”模倣”の最大の武器は、なんと言っても手数の多さ。
乙骨が”どれほどの術式を模倣しているのか”にも左右されますが、宿儺が知らない術式を複数所持していても不思議ではありません。
……というより、むしろそのような手札がなければ勝つことは難しいはずです。
虎杖との協力
乙骨の「領域展開」に埋もれかけているものの、現在の新旧主人公が肩を並べて戦う展開は胸アツですよね。
虎杖に与えられた役割は、「魂を捉える打撃」によって伏黒と宿儺を引き剥がすこと。
物理的に肉体が引き剥がされるのか、はたまた「魂」という概念のみを引き剥がすのか……いずれにせよ、虎杖の奮起に期待がかかります。
また、「リカ」がきっちり領域内に佇んでいることもポイントです。
現在の宿儺は、2セットあった手と口のうちの半分を封じられている上、2名+1体との戦いを強制されている状況にあります。
とはいえ、宿儺は”奥の手”を出さずに五条悟に勝利している実力者。
2名+1体程度であれば、難なく抑え込んでしまうのかもしれませんが……
秤金次vs裏梅
乙骨の領域展開によって、最高潮と言っても良い盛り上がりを見せている「人外魔境新宿決戦編」。
そんな状況であるからこそ、そろそろ「秤金次vs裏梅」へと場面転換が行われるのではないでしょうか。
以下からは、そんな二者の術式について振り返りつつ、戦いの展開を予想します。
秤金次の術式
『呪術廻戦』第245話時点では、領域「坐殺博徒(ざさつばくと)」で”大当たり”を引き、ラウンド中であると思しき秤。
だからこそ、相手の凍結攻撃を物ともせず、「不死身の捨身」で猛攻を仕掛け続けます。
以下では、そんな秤の領域「坐殺博徒」についてまとめました。
【「坐殺博徒」とは?】
「坐殺博徒(ざさつばくと)」は、秤の術式にデフォルトで備わった領域です。
領域に付与された必中効果は、”領域内におけるルール”の開示。
つまり、相手術師にとっては”脳内に情報を流し込まれるだけ”であり、実害は一切ありません。ゆえに「坐殺博徒」は押し合いに強く、展開速度も優れています。
さて、相手にルールが開示された上で始まるのは、「CR私鉄純愛列車」。
239分の1の確率を潜り抜け、”大当たり”を引くことができた場合、秤は4分11秒間のラウンドに突入します。
「ラウンド」とは、無制限に呪力が溢れ続け、なおかつ反転術式がフルオートで回り続ける状態。……すなわち、”不死身”です。
裏梅の術式
秤と対峙している裏梅は、宿儺の隣に立つことを許された唯一の人物です。
その実力は極めて高く、呪力量、呪力出力、技術、いずれも現代の術師とは段違い。
※五条悟は比較対象から除く。
ここで、裏梅の術式についても整理しておきましょう。
【氷凝呪法とは?】
「氷凝(ひこり)呪法」とは、裏梅に刻まれた生得術式です。
その真髄たる「霜凪(しもなぎ)」は、過冷却状態の呪力をぶつけることで、任意の対象を凍結させることがでる技。
出力最大の「霜凪」は、巨大な氷塊を作り上げるほどの威力を持ちます。
また、もう1つの技「直瀑(ちょくばく)」も高い殺傷能力を持ち合わせており、総合的な攻撃力は術師の中でも随一です。
裏梅が領域展開か
秤金次を強敵認定し、「全力で潰す」と宣言した裏梅。
これはいよいよ、「領域」が展開されるのではないでしょうか。
……ここで思い出したいのが、秤の領域「坐殺博徒」の特徴です。
本記事にて既に述べた通り「坐殺博徒」の必中効果は”ルールの開示”のみであり、基本的には無害。それゆえに、押し合いと展開速度に優れています。
だからこそ、秤金次相手の「領域展開」は、”悪手”になり得ますよね。
しかし、そうならない瞬間も存在しています。
それは、秤のラウンド中です。
秤は、4分11秒の間に呪力と焼き切れた術式が回復するため、ラウンド終了後に領域を再展開することができます。
逆に述べると、「坐殺博徒」直後の約4分間は領域を展開することができません。
つまり裏梅は、秤のラウンド中であれば、カウンターを危惧することなく領域を展開できるのです。
1000年以上前を生きた術師は、そのことごとくが領域を所持していました。
具体的には、宿儺が「伏魔御廚子」、羂索が「胎蔵遍野」、万が「三重疾苦」を展開しています。
また、上記3名よりは多少格が劣る烏鷺亨子(うろ たかこ)ですら、仙台結界編にて領域を展開していました。
このような事実に鑑みると、裏梅が領域を展開できないわけがないのです。
いかに不死身の秤と言えども、脳に必中術式を食らえばゲームオーバー。
果たして秤金次vs裏梅の行方は……?
これまでに登場した「領域展開」については、以下の記事にて一覧でまとめています。
ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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