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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第260話のネタバレ速報をまとめている記事です。ストーリーの流れを追いつつ、ネタバレ込みで内容の考察を行なっています。
【呪術廻戦】第260話について
発売日はいつ?
『呪術廻戦』第260話は、2024年5月20日(月)発売の『週刊少年ジャンプ 25号』に掲載予定です。
領域「伏魔御廚子」を使用したことにより、術式が焼き切れた状態にある宿儺。
これ以上ないチャンスを前に、虎杖悠仁・東堂葵タッグは勝利を掴むことができるのでしょうか。
【呪術廻戦】前回(第259話)の振り返り
以下からは、『呪術廻戦』第259話「人外魔境新宿決戦㉛」の内容をネタバレ込みで振り返っています。
第260話のネタバレ速報は、本記事中盤以降に記述しています。
術式の習得
「人外魔境新宿決戦」の開戦前。
虎杖は、「赤血操術」の感覚を掴むべく、脹相と加茂憲紀から指南を受けていました。
決戦は1ヶ月後。
2回が限度の入れ替え修行枠は日下部と乙骨で埋まっているため、「赤血操術」は真っ当に習得する他ないようです。
……しかし、講師役たる脹相は、教え下手。虎杖は加茂の指導で「赤血操術」の習得に挑みます。
竈と縛り
時は戻って、現在。
宿儺は「竈(カミノ)」を使用し、「渋谷事変」時と同様の”炎”を再現しようとしていました。
圧倒的火力を持つ「竈」の炎。その弱点は、速度のなさと効果範囲の狭さです。
しかし宿儺は、領域展開時以外の多対一における「竈」の使用を禁止する”縛り”を科すことにより、弱点を克服。
そして、裏梅の「私達の勝ちだ」というカットの直後、”炎の矢”が放たれました。
脹相の死
放たれた炎の矢は、「伏魔御廚子」の斬撃によって粉塵化した物質を媒介とし、凄まじい爆発を引き起こしました。
宿儺の「最終奥義」たるこの技は、領域内の全ての生物を死に至らしめるには十分過ぎる威力です。
いまだかつて無い窮地を前に、主人公・虎杖悠仁を守ったのは、兄・脹相でした。
脹相は、おそらくは命を賭けた”縛り”によって防壁を作り出し、虎杖を外界から隔離。
自身の死と引き換えに、弟を守ってみせたのです。
灰となって燃え尽きる直前、「ありがとう悠仁 俺の弟になってくれて」と脹相。
一方の虎杖も、「ありがとう 兄貴」と短いながらに愛のこもった言葉を贈りました。
ブラザー
皆の犠牲の上で、勝利を掴み取ろうとしていた高専サイド。しかし、その直後に巻き起こった「竈」による爆発は、虎杖の心を折る一撃でした。
……そんな状況下で現れたのは、”兄弟(ブラザー)”こと東堂葵です。
「渋谷事変」において、真人の術式「無為転変」を喰らい、片腕を失ったはずの東堂。
しかし、彼の腕は接合済みであり、それに伴って術式「不義遊戯(ブギウギ)」も回帰したようです。
現在の状況を理解している東堂は、「多分大丈夫だ!!」と、虎杖を気遣いつつ奮い立たせる言葉を発しました。
一方の虎杖も、東堂の意図を汲み取り、「多分大丈夫なんだな!!!?」と返答。
即座に気持ちを立て直します。
現在の”呪いの王”両面宿儺は、領域展開直後の術式が焼き切れた状態。
千載一遇のチャンスを前に、虎杖・東堂タッグの戦いの行方はーー?
『呪術廻戦』第259話終わり。
【呪術廻戦】第260話のネタバレ速報
以下からは、『呪術廻戦』第260話「人外魔境新宿決戦㉜」の内容をネタバレありでご紹介していきます。
「不義遊戯」改
前回の終盤、東堂葵が助っ人として新宿の地に現れた。
東堂が左腕の包帯を解くと、そこにあったのは接合された腕ではなく、「ビブラスラップ」である。
「ビブラスラップ」とは、金属片の入った木箱を”重り”で叩くことにより、独特の音色を発する打楽器の名称。
東堂は、失った左手をビブラスラップに置き換えることで、失ったはずの術式「不義遊戯」を取り戻したのである。
現在の「不義遊戯」の発動条件は、ビブラスラップにおける木箱と金属片の衝突。
これにより東堂は、1秒間におよそ50回もの”入れ替え”を行うことが可能となった。
縛りと強化
相手をより一層の混乱に落とし込む術式として帰ってきた「不義遊戯」。
しかし東堂は、それだけでは満足しなかった。
上述の通り1秒間に50回の”入れ替え”が可能となった「不義遊戯」改だが、東堂はその入れ替え回数を絞る”縛り”を自らに科したのである。
”縛り”の対価として得られたのは、術式対象の複数選択と効果範囲の拡張。
これにより、東堂は「伏魔御廚子」の外側から複数の対象に「不義遊戯」を使用し、味方を爆心から遠ざけて見せた。
黒閃
新たに現れた敵・東堂葵を前に、「コイツが一番マイペースで崩しづらい」と評した宿儺。
そんな評価通り、東堂の登場以降、宿儺の術式が焼き切れていることも相まって、ペースは完全に虎杖・東堂側にあった。
効果が変化したことにより、大幅に強化された東堂の「不義遊戯」。
しかし宿儺は、唯一”入れ替え”を読むことのできるタイミングを発見していた。
それは、まさに「『黒閃』の予兆」たる、虎杖悠仁の集中が上がりきったタイミング。
まさしく「今」がそのタイミングであると読み切った宿儺は、「不義遊戯」によって虎杖の入れ替えが行われることはないと確信し、迎撃の姿勢をとる。
そんな絶好のタイミングで現れたのが、冥冥の烏だ。
呪力を帯びた烏が場に現れたことで、宿儺は虎杖と烏の入れ替わりを確信。方向を転換し、烏へと意識を逸らした。
そして鳴り響くビブラスラップの音ーー。
……しかし、虎杖は入れ替わっていない。東堂は「裏の裏の裏」を読み切り、虎杖に対して術式「不義遊戯」を使用しなかったのである。
再び宿儺へと放たれた虎杖の一撃は、黒い火花を散らした。
六眼の亡霊
虎杖の一撃により、宿儺は再び心臓にダメージを負う。
しかし、時を同じくして、宿儺の焼き切れていた術式が回復。
呪力量こそ乙骨と同程度にまで萎んでいるものの、呪力効率が高い宿儺は、再び「領域展開」と唱えたのである。
……が、領域「伏魔御廚子」が展開される刹那、宿儺の目には自身が葬ったはずの”現代最強の術師”五条悟の姿が映ってーー。
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【呪術廻戦】第260話のネタバレ速報|まとめ
まずは『呪術廻戦』第260話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
※内容は随時更新予定です。
【第260話のまとめ】
- 東堂の腕には「ビブラスラップ」が括り付けられていた。
- 術式「不義遊戯」は”改”となり、効果が変更される。
- 虎杖が宿儺の心臓に「黒閃」をキメる。
- 宿儺の目に、五条悟らしき人物の姿が映る。
五条悟の復活について
『呪術廻戦』第260話では、どうやら復活した五条悟の姿が描かれるようです。
……しかし五条は、宿儺の「世界を断つ斬撃」で胴体を両断され、確かに絶命したはず。
これには一体どのようなカラクリがあるのでしょうか。
本当に復活?
真っ先に考えておきたいのが、「反転術式」等の医療を超えた呪術的措置で、本当に復活した可能性です。
憂憂と星綺羅羅の連携により、五条悟を含む高専関係者たちの遺体は、全員が回収されました。
そして五条は、首ではなく胴を両断された状態であり、理論的には反転術式を回すことも可能です。
また、高専サイドには、医学知識も備えた反転術式使いたる家入硝子も待機しています。
ともすれば、五条自身の反転術式と、家入の反転術式が合わさり、今回のような復活劇へと至ったのかもしれません。
五条悟の父親?
「人外魔境新宿決戦」にて五条悟が”空港”に至った際、「父親」について言及するシーンが描かれました。
曰く、「父親のこと」を「硝子に頼んだ」という五条。
このセリフは、五条父が決戦に参加する伏線だったのかもしれません。
……とは言え、作中で既に明かされている通り、五条家は五条悟が当主のワンマンチーム。
いかに父親と言えども、その実力は五条悟と比べるべくもないものと思われます。
また、”呪いの王”両面宿儺が相手を「五条悟」と認識したことから、どちらかと言えば戦場に現れたのは(生死はともかく)”本物”である可能性が高そうですね。
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人外魔境新宿決戦編|現在の状況まとめ
以下の表に、「人外魔境新宿決戦」における各キャラクターの状況をまとめました。
キャラクター名 | 生死 | 状況 |
五条悟 | 死亡 | 宿儺に全てをぶつけるも、敢えなく敗北。 胴体を両断され死亡。 |
両面宿儺 | 生存 | 「竈(カミノ)」「開(フーガ)」と発し、”炎”を使用。 その後、虎杖と東堂と対峙し、術式が焼き切れた状態で挑む。 |
鹿紫雲一 | 死亡 | 五条と同じく宿儺に全てをぶつけるも敗北。 「世界を断つ斬撃」によって死亡。 |
秤金次 | 生存 | 裏梅と戦闘中。 |
裏梅 | 生存 | 秤と戦闘中。 宿儺の「竈(カミノ)」を前に、「私達の勝ちだ」と宣言した。 |
虎杖悠仁 | 生存 | 習得した「簡易領域」で宿儺の領域を凌ぐ。 「竈(カミノ)」の炎に包まれるも、脹相に救われた。 |
ミゲル | 生存 | ラルゥとともに撤退。 |
ラルゥ | 生存 | 重傷を負うも生存。 ミゲルとともに撤退した。 |
乙骨憂太 | 不明 | 宿儺の「世界を断つ斬撃」を喰らい、生死不明。 現在は憂憂の術式により戦線離脱済。 |
禪院真希 | 不明 | 三輪の「簡易領域」で宿儺の領域を凌ぐ。 その後「竈(カミノ)」の炎に包まれるも、東堂の「不義遊戯」で救出されたか。 |
日車寛見 | 死亡 | 領域展延、反転術式などの高等技術を習得するも、ゼロ距離で宿儺の斬撃を浴びて死亡。 |
脹相 | 死亡 | 宿儺の「竈」から虎杖を庇い、死亡する。 |
日下部篤也 | 不明 | 宿儺との戦闘に敗北。 生死不明。 |
猪野琢真 | 生存? | 習得した「簡易領域」で宿儺の領域を凌ぐ。 その後「竈(カミノ)」の炎に包まれるも、東堂の「不義遊戯」で救出されたか。 |
憂憂 | 生存 | 宿儺に狙われるも、ミゲルによって救われる。 |
星綺羅羅 | 生存 | 憂憂と共に高専術師の死体を回収する役目を担う。 |
羂索 | 死亡 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 宿儺に”全て”を託し、脳を突き刺されて死亡した。 |
髙羽史彦 | 不明 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 羂索との戦闘後、白装束を着込み、目を閉じているが、生死については明示されていない。 |
他のキャラクターはこちら!
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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領域展開知識度チェック!
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『呪術廻戦』の最終回について
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