呪術廻戦

【呪術廻戦】第240話のネタバレ 感想と考察|揺らぐ髙羽 羂索のセンスが髙羽を襲う

【呪術廻戦】作品の概要

呪術廻戦の第1巻(『呪術廻戦』1巻 芥見下々 / 集英社)

稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

『呪術廻戦』とは

『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。

主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。

”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・

この記事について

『呪術廻戦』第240話のネタバレ考察・感想記事です。”天使”の推薦を受け、羂索の元へと投入された髙羽。秘めたるポテンシャルにより、髙羽は羂索に勝利することができるのでしょうか。

前回はコチラ!

函館……元い岩手に やってきた髙羽
【呪術廻戦】第239話のネタバレ 感想と考察|髙羽史彦が登場 対するは羂索!『呪術廻戦』第238話のネタバレ考察・感想記事です。術式「幻獣琥珀」を使用し、文字通り命を削る形で戦闘を行っていた鹿紫雲。400年前の呪術界において”最強”の存在であった鹿紫雲に対して、宿儺はーー?...

【呪術廻戦】第240話のネタバレ

第240話「バカサバイバー!!〜生き残れ〜」

髙羽投入の背景

五条悟両面宿儺による戦闘の決着前、高専の面々を集めた”天使”は、「羂索に奇襲をかけるべきだ」と提案しました。

”天使”は、羂索の目的である”日本人と天元の超重複同化”が達成されてしまうことを危惧している様子。

しかし、羂索が目的を果たすためには「死滅回游」を終了させる必要があります。

「死滅回游」の終了条件は、夏油傑(=羂索)と伏黒恵(=両面宿儺)を除く全泳者の死亡

乙骨や秤も泳者であることから、彼らの預かり知らぬところで羂索の目的が達成されることはありません。

……が、”天使”は、「五条悟が負けた時 羂索側から奇襲をかけてきたら?」と一言。

 

”天使”の提案に納得した一行は、奇襲を行う人物の選定へと話を移しました。

髙羽を推薦する天使(『呪術廻戦』第240話 芥見下々 / 集英社)

ここで”天使”が推薦したのは、”芸人術師”髙羽史彦です。

どうやら”天使”は、髙羽の術式の詳細をある程度理解している様子。

そして”天使”は「口外しない」ように要請した上で、髙羽の術式について口を開きました。

髙羽史彦
【呪術廻戦】髙羽史彦の徹底解説|術式「超人(コメディアン)」とは 実は作中最強候補?『呪術廻戦』に登場する「髙羽史彦(たかば ふみひこ)」について徹底的に解説している記事です。これまでの活躍の他、髙羽の生得術式「超人(コメディアン)」についても考察・解説しています。...

髙羽の術式

場面は写り、岩手県「御所湖結界」

『遊戯王』のトゥーンモンスターになり切った髙羽は、羂索が従えるムカデ状の呪霊から攻撃を受けていました。

ペガサスの口調で名セリフ(非公式)「トゥーンだから平気デース☆」を発しようとした髙羽でしたが、「だだだ痛ァ!!」とセリフを中断。ある程度の痛みはあるようです。

バンデット・羂索(『呪術廻戦』第240話 芥見下々 / 集英社)

一方の羂索は、”バンデット・キース”ことキース・ハワードのコスプレ(バンダナとサングラス)を強制されつつ、髙羽の術式について考察。

「この泳者の術式は事象の創造!!」と、ほぼ正解に近い答えを導き出していました。

自身の”経験”が通用しない相手を前に、少なからず困惑の色を見せた羂索は、ひとまず”術式の穴”を探る方向にシフトチェンジします。

基盤が揺らぐ

羂索から何者かと問われた髙羽は、自身の所属が「ナベナベ」(※1)であることと、去年の「P-1」(※2)で1回戦に進出したことを明かしました。
※1)芸能事務所と思われる。
※2)「ピン芸人日本一を決める大会」と注釈あり。

一方の羂索は、「P-1」や「ナベナベ」について知った風の口調であり、かつての人気お笑い番組への造詣も深い様子。

少しのやり取りで相手が「お笑い好き」であると察した髙羽は、羂索の凶行を阻むため、自身のギャグを披露することになりました

そこで髙羽がチョイスしたのは……

渾身のギャグを放つ髙羽(『呪術廻戦』第240話 芥見下々 / 集英社)

「余計なお世Wi-Fi(ワイファーーイ)!!」

 

髙羽の一発ギャグを浴びた羂索は、「ふーー」と深いため息で反応。続けて、「余計なお世Wi-Fi」を現実の傑作ギャグと比較し、ロジカルに否定して見せたのです。

羂索のダメ出しで「お笑い芸人」としての根幹部分に傷を受けた髙羽は、「超人(コメディアン)」を維持できない状態にまで落ち込んでしまいました。

その結果、羂索の肘打ちがまともに入ってしまったのです。

今回の攻撃に”手応え”を感じた羂索は、髙羽の術式が「術師本人の自信と確信」に関わるものであると考察を深めます。

根幹

すぐに体勢を立て直した髙羽は、羂索を「玄人気取りの素人」とこき下ろした後、「オマエにウケなくったって オマエ以外にウケたら関係ねーんだよ!!」と発します。

髙羽が髙羽自身を守るための一言を前に、「それ 君が言っちゃうんだ」と羂索。

手厳しい返答を受けた髙羽は、傷ついたプライドを回復させるため、「にらめっこ」を挑みました。

なんとも言えない微妙な表情を浮かべた髙羽。

一方の羂索は、表情筋をフルに使用している他、自身のみの”強み”である「頭の取り外し」をも利用することで、”必殺の一撃”を放ったのです。

勝負の結果は羂索の圧勝。

その後、髙羽は再び強烈な一撃を見舞われ、吹き飛んでしまいました。

 

「面白さ」の点で敗北感を感じていた髙羽の脳内には、かつての「ケンさん」の言葉が浮かびます。

”ずっと売れ続ける奴”は「ずっとおもろい奴」「ずっと自分のことおもろいと勘違いできる奴」ーー。

後者を目指した髙羽は、自身を奮い立たせるように、「俺は面白い」と唱え続けます。

 

……そんな折。

髙羽の目は、無惨な黄櫨の死体を捉えてしまいました。

表情を曇らせる髙羽(『呪術廻戦』第240話 芥見下々 / 集英社)

知った顔が死している現場に居合わせ、他者を「笑わせる」どころか、己が「笑えない」状態にまで追い込まれてしまった髙羽。

「お前とお笑いやっても楽しくねえんだよ!!」ーーそんな言葉が脳内でこだまする中、髙羽は自身のルーツを思い出そうとしていて……?

『呪術廻戦』第240話終わり。

【呪術廻戦】第240話の感想と考察

髙羽の危機

生得術式「超人(コメディアン)」により、ギャグ漫画から飛び出してきたかのような”特異な存在感”を放っていた髙羽。

しかし、今回ご紹介した『呪術廻戦』第240話では、そんな髙羽を”ギャグ漫画の住人”たらしめていた「根幹」の部分に揺らぎが生じました。

髙羽が自身の「面白い」への不信感を抱き始めてしまったのです。

そして、そんな髙羽に追い打ちをかけるが如く、”黄櫨の死体”という残酷な現実……。

ギリギリの状況の中で、髙羽はいま何を思うのでしょうか。

「バカサバイバー!!」編の行方に期待がかかります。

髙羽史彦
【呪術廻戦】髙羽史彦の徹底解説|術式「超人(コメディアン)」とは 実は作中最強候補?『呪術廻戦』に登場する「髙羽史彦(たかば ふみひこ)」について徹底的に解説している記事です。これまでの活躍の他、髙羽の生得術式「超人(コメディアン)」についても考察・解説しています。...

【呪術廻戦】第240話以降のネタバレ予想

髙羽史彦について

暴力肯定派の古い芸人を自称する髙羽(『呪術廻戦』第169話 芥見下々 / 集英社)

『呪術廻戦』第239話にて羂索の前に現れ、読者の注目を掻っ攫っていった”芸人術師”髙羽史彦

本格的な展開予想に入る前に、そんな髙羽生得術式「超人(コメディアン)」についておさらいしておきましょう。

「超人(コメディアン)」とは

髙羽史彦が持つ「超人(コメディアン)」は、「”ウケる”と確信した想像(イメージ)を実現できる」術式です。

真剣な戦いの場でハリセンを持ち出し、目潰しとして使用すれば面白い。
爆撃を喰らっても毛玉が出来る程度の怪我で済めば面白い。
体中があんかけでコーティングされ、相手のパンチを受け流せれば面白い。

上に挙げたような髙羽の想像の数々が、作中でことごとく実現されてきました

想像が実現する……。作中でも明言されていますが、(髙羽がその気になれば)「超人」は五条悟にすら対抗可能な術式です。

唯一の懸念点として挙げられるのが、髙羽自身が自身の術式のことを何も知らない点でしょうか。

髙羽史彦自身や、術式「超人」については、下記事でも詳しく解説しています

ぜひ併せてご覧ください。

髙羽史彦
【呪術廻戦】髙羽史彦の徹底解説|術式「超人(コメディアン)」とは 実は作中最強候補?『呪術廻戦』に登場する「髙羽史彦(たかば ふみひこ)」について徹底的に解説している記事です。これまでの活躍の他、髙羽の生得術式「超人(コメディアン)」についても考察・解説しています。...

五条悟の復活

さて、ここからは本格的に次回以降の展開を予想していきます。

上述の通り、髙羽史彦の術式は(条件はありつつも)想像を実現することができる術式です。

つまり、「死したはずの五条悟が復活すればウケる」と髙羽自身が想像した場合、その想像は現実となるのです。

「死滅回游」編では、「人から一生笑顔を奪う真似はせん」と宣言していた髙羽。

そんな髙羽だからこそ、五条悟の「死」を「死」として扱わず、術式「超人」によって再び命を吹き込んでほしいところです。

羂索が術式を使用?

上では希望的観測による「五条復活説」を唱えました。

ここからは、希望とは真逆の悪い方向の未来についても予想・考察していきます。

羂索にとっての髙羽

羂索の行動原理(『呪術廻戦』第239話 芥見下々 / 集英社)

羂索という存在は、何よりも退屈を嫌い、刺激的で面白いものを追い求め続けました。

生の世界で悠久の時を生きた存在であるからこそ、大概の刺激は経験済みであるはずです。

しかし、『呪術廻戦』第239話。突如として現れた髙羽は、羂索に「初めての感覚」を与えました。

想定外の事象を前に、少なからず焦り混乱を抱いているはずの羂索。

……が、それ以上に、子供のようなワクワク感を感じているのではないかと予想されます。

そんな羂索が、髙羽とその術式「超人」に興味を持つことは必至。

次回以降、戦闘時の羂索の表情にも注目しておきたいところです。

最悪の未来

髙羽史彦という人間と、その生得術式「超人」に対し、かつてない程に興味を抱くのではないかと思しき羂索。

そこで考えられるのが、”羂索が髙羽の肉体に乗り移る”可能性です。

羂索の行動原理は、「見たこともないものを見たい」「面白いと思ったことが本当に面白いか確かめたい」というもの。

「”ウケる”と確信した想像を実現させる」術式と相性の良い思想であるように思われます。

だからこそ、仮に羂索が髙羽の術式を理解した場合、肉体の移行を本格的に検討するのではないでしょうか。

そうなった場合、”想像を創造する最悪のボスキャラクター”が爆誕してしまいますね……!

髙羽と羂索の戦闘について

夏油傑の「呪霊操術」虎杖香織の「反重力機構(アンチグラビティシステム)」

羂索は、少なくとも2つの術式を有している上に、宿儺と同じ”神業”領域展開をも所持しています。

術師としての”実力”や”格”という点では、髙羽史彦が勝てるはずもありません。

しかし、髙羽は言うなれば”ギャグ漫画から飛び出してきたキャラクター”

その戦い方に常識は通用せず、SNS等では『ボボボーボ・ボーボボ』を引用する読者コメントも散見されました。

相手を確実に自分のペースに持ち込むことができる、髙羽史彦という”芸人”

もはや何でもありのキャラクターは、羂索を前にどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。

【呪術廻戦】ストーリーまとめ

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原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ

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