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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第268話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
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【呪術廻戦】第268話のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第268話「決着」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
瀕死の宿儺
第268話冒頭、伏黒恵と対面していた宿儺は、相手に生を諦めるよう迫ります。
伏黒の心をもう一度折るべく、”呪い”らしい言葉の数々で口撃を続ける宿儺。
しかし伏黒は、「なんでそんなに必死なんだ?」と強気に返答して見せます。
伏黒は、現在の宿儺が瀕死の状態にあり、このままでは本当に死を迎えるであろうことを理解していました。
図星を突かれた宿儺は、徐々に存在が薄まり、伏黒の中から追い出されてしまいます。
宿儺の最期
場面は変わり、新宿。
虎杖の領域の外郭だった結界が崩壊し、中からは伏黒と宿儺が飛び出しました。
呪肉体を失い、呪霊のような惨めな姿へと成り果ててしまった宿儺。
そんなかつての”呪いの王”を見下ろした虎杖は、「オマエは俺だ」という言葉をかけます。
知らず知らずのうちに「呪い」を背負って生まれた両者。しかし、宿儺は独りであり、一方の虎杖には祖父の存在がありました。
だからこそ虎杖は、再び宿儺を受け入れる覚悟を示します。
……しかし、宿儺は最後まで”呪い”でした。虎杖に受け入れられる道など選ばず、そのまま塵となって消えてしまったのです。
裏梅の最期
一方その頃、秤金次と裏梅は、未だに両者とも生き残っていました。
宿儺の落命を悟った裏梅は、「終わりだ」と一言。
その敗因は「受肉体であること」であると語り、高専の勝利が「運」によってもたらされたものであると語ります。
それに対して、”豪運”によって死線を潜り抜けてきた秤は、裏梅の言葉を「褒め言葉」として受け取りました。
満足げな表情を浮かべて裏梅は、自身の首を「氷凝呪法」によって凍結させ、自らの手で2度目の生を終わらせました。
後日談
「人外魔境新宿決戦」が決着し、ストーリーは後日談へと移ります。
豪奢な和室で目を覚ました伏黒の前には、「生存ドッキリ」を準備する虎杖と釘崎の姿がありました。
しかし伏黒は、宿儺の中で釘崎の生存を知っていたため、特段大きな反応は見せません。
ここで虎杖は、家入経由で渡された五条からの手紙を取り出しました。
釘崎への手紙に書かれていたのは、彼女の母親の居場所について。
そして伏黒への手紙に書かれていたのは、伏黒の父(=甚爾)が既に死しており、その理由が五条による殺害であったという真実でした。
五条悟らしいメッセージを前に、とびきりの笑顔を見せた伏黒。
……ここで、釘崎と虎杖は、伏黒を伴って移動を始めます。
そして、「人外魔境新宿決戦」を生き残った禪院真希、パンダ、狗巻棘、日下部篤也、三輪霞、西宮桃と合流した3名。
一行の目的は、乙骨憂太を救うことでーー?
『呪術廻戦』第268話終わり。
【呪術廻戦】第268話の感想と考察
遂に決着
五条悟と両面宿儺による”最強対決”から始まった「人外魔境新宿決戦」は、数多の術師たちの犠牲を経て、遂に決着しました。
最終的に勝利を掴んだのは、虎杖悠仁ら呪術高専の術師たち。
1000年の時を経て蘇った”呪いの王”両面宿儺は、完全に消え去ることとなったのです。
残る問題は、五条悟の肉体へと渡った乙骨憂太について。
生き残った高専術師たちは、どのような方法で乙骨を救い出すのでしょうか。
裏梅と秤について
宿儺の死を察し、自らの「氷凝呪法」を用いて自害して見せた裏梅。
秤との激しい戦闘によってか衣服が失われ、胸部に晒しが巻かれていたことから、暗に女性であることが示されました。
さて、そんな裏梅の最期の表情は、どこか満足気。
裏梅は、彼女自身が発した「運が良かっただけ」という言葉を”褒め”と受け取った秤に、笑顔で「そうだな」と言い遺して散っていったのです。
宿儺以外の他者を常に見下していながらも、戦いの中で最終的には秤金次という呪術師を認めたのではないでしょうか。
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【呪術廻戦】今後の展開を考察
山積した課題
羂索の働きかけにより、作中世界の各国では、日本における「呪力」と言うエネルギーの存在が露呈してしまいました。
「死滅回游」編の終盤では、実際にアメリカ合衆国の軍特殊部隊が「保護」と言う名の「呪術師の拉致」のために乗り込んでくる始末……。
種を蒔いた本人である羂索は死しているものの、その種は様々な形で芽吹いてしまっています。
また、日本国内においても、「”現代最強の呪術師”五条悟が死亡した」と言う事実は呪詛師や呪霊の台頭を招きかねません。
五条と同じ”特級呪術師”であった九十九(つくも)は死に、乙骨憂太も生死が曖昧な状況にあるいま、国内の混乱の平定もそう簡単なことではないでしょう。
一難去ってまた一難。
果たして『呪術廻戦』のストーリーはどのような形で終了するのでしょうか。
虎杖悠仁について
「人外魔境新宿決戦」にて大いに活躍し、ともすれば最大の功労者として称賛されるのではないかと思しき男・虎杖悠仁。
”宿儺の器”として、現呪術界のトップたる楽巌寺からも忌避されていた彼は、遂に自身の価値の証明に至ったわけです。
しかし気になるのが、土壇場で行われた「領域展開」の行使ですよね。
”入れ替え修行”による「簡易領域」や「反転術式」の習得はともかく、呪術の極地たる「領域展開」ともなると、何らかの大きな”縛り”によって実現したのではないかと思えてなりません。
仮にその”縛り”が、三輪の「2度と刀を振らない」のような”力”と引き換えのものであった場合、呪術師としての未来は絶たれたことになりますが……?
『呪術廻戦』第269話の展開予想
『呪術廻戦』最終回目前!残された伏線まとめ
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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