【呪術廻戦】作品の概要
（『呪術廻戦』1巻 芥見下々 / 集英社）稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁（いたどりゆうじ）は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
各キャラクターの最新状況
五条悟復活！？
この記事について
『呪術廻戦』第257話の展開を予想する記事です(これまでのネタバレあり)。発売日情報についてもまとめています。
【呪術廻戦】第257話の概要
掲載日はいつ？
『呪術廻戦』第257話は、2024年4月22日発売の『週刊少年ジャンプ』21号に掲載予定です。
ラルゥの的確なアシストも手伝って、宿儺に「黒閃」をキメて見せた虎杖。
しかし、相手は五条悟の「黒閃」でも仕留められなかった”呪いの王”です。
余談を許さぬ状況が続く「人外魔境新宿決戦」の行方は……？
前回(第256話)はこちら！
まずは『呪術廻戦』第256話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第256話のまとめ】
- 五条が「黒閃」について語る。
- 宿儺が3度の「黒閃」を放ち、呪力出力の向上に至る。
- 脹相のカバーにより、虎杖が穿血(せんけつ)を放つ。
- 虎杖が宿儺に対して「黒閃」をキメる。
【呪術廻戦】第257話の展開予想
宿儺戦の行方
これまでの流れ
『呪術廻戦』第255話終盤、宿儺の「黒閃」をまともに喰らったラルゥは、重傷を負ってしまいました。
そして第256話、ラルゥと共に助っ人として参戦したミゲルは、宿儺が「黒閃」を経て調子を上げることを恐れ、撤退することを決めました。
しかしラルゥは、「やり残したこと」と称し、宿儺の動きを封じる形で虎杖悠仁を手助け。
結果として虎杖は、宿儺の傷付いた心臓に「黒閃」を撃ち込むことに成功したのです。
「黒閃」を経て、虎杖は・・・
呪力と打撃の誤差が0.000001秒以内だった時に起こる現象、「黒閃」。
”空間の歪み”たるその一撃は、対象に大きなダメージを与えるのみならず、「黒閃」をキメた術師自身の調子を上げることでも知られています。
「黒閃」直後の術師は、言わば”ゾーン”に没入したアスリート。
呪力出力の向上を始め、術師に様々なバフを与えるのです。
『呪術廻戦』第256話の虎杖も例外でなく、宿儺に対して「黒閃」をキメたことにより、まず間違いなく調子を上げてくることでしょう。
今後の宿儺戦は、”主人公”虎杖悠仁の活躍により一層注目する必要がありそうです。
【虎杖が「穿血」を撃つことができた理由】
『呪術廻戦』第256話にて、加茂家相伝の術式「赤血操術」の奥義「穿血」を放った虎杖。
懸命な読者の皆様はお気付きの通り、彼が「穿血」を放つことができたのは、呪物「呪胎九相図」のいずれかを摂取したからでしょう。
しかし、虎杖が呪物を摂取したのは決戦の1ヶ月前。
殺傷力のある「穿血」の習得に時間を費やしたため、その準備段階たる「百斂(びゃくれん)」にまで手が回らなかったのでしょう。
「黒閃」を受け、宿儺は・・・
次に、虎杖の「黒閃」を受けた宿儺に焦点を当てましょう。
決戦を振り返ってみると、宿儺が「黒閃」を受けたのは今回が2度目。
1度目は……そう、五条悟の一撃です。
（『呪術廻戦』第232話 芥見下々 / 集英社）『呪術廻戦』第232話、宿儺は五条の「黒閃」を受け、一時的に意識を失いました。
直後に法陣が回転し、魔虚羅(まこら)が顕現したことから、なんとか敗北には至らなかった宿儺。
この一撃が勝敗を決しかけたことに疑う余地はありません。
……しかし、逆に考えると、五条の「黒閃」を以てしても宿儺を仕留めることはできなかったのです。
改めて語るまでもなく、虎杖の一撃は五条のそれには遠く及びません。
いくら手負いの宿儺とはいえ、今回の「黒閃」で決着と見るのは早計でしょう。
場面転換で裏梅戦に？
これまでの「人外魔境新宿決戦」では、主に高専陣営と両面宿儺との戦いが描かれてきました。
（『呪術廻戦』第238話 芥見下々 / 集英社）しかし、その裏では、秤金次と裏梅による戦いも行われています。
断片的に描かれている戦闘シーンから察するに、拮抗していると思しき両者の実力。
裏梅ファンとしては、もう少し彼女(？)の活躍を見てみたいところです。
仮に秤と裏梅の戦闘へと場面が移る場合、2人はどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。
https://comichronicle.com/jujutsu-chara-uraume/か。
裏梅の実力
ーー呪術全盛、平安の世。
当時の裏梅は、宿儺に並ぶことを許された唯一の人間でした。
専属料理人として腕を振るい、宿儺が好む”人間料理”を得意としていた裏梅。
（『呪術廻戦』第215話 芥見下々 / 集英社）術師としての実力も申し分なく、術式自体の強力さ、呪力出力、呪力量、いずれも一級品であることは火を見るより明らかです。
そんな裏梅だからこそ、「領域展開」や「極ノ番」など、なんらかの”奥義”たる技を有しているはず。
個人的には、そんな裏梅の”奥義”にどうしても期待してしまいます。
秤vs裏梅、勝敗は？
宿儺戦の裏で繰り広げられている、秤と裏梅の戦い。
高専サイドの多くが宿儺戦で散りゆき、もはや裏梅に対処する余力が残されていないことから、戦いは秤の勝利で終わるのではないかと予想されます。
あるいは、宿儺さえ討ち果たせば目下の脅威は拭うことができるため、裏梅戦の決着がつかない可能性すらありそうです。
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『呪術廻戦』最新巻発売中！
『呪術廻戦』最新26巻が4/4に発売！！
”史上最強の術師”両面宿儺と”現代最強の術師”五条悟による、雌雄決する一大決戦と、その決着の様子が描かれている今巻。
『呪術廻戦』史上最高峰の戦いの行方を、あなたもぜひ見届けてください！！！
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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