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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第269話のネタバレ速報をまとめている記事です。ストーリーの流れを追いつつ、ネタバレ込みで内容の考察を行なっています。
【呪術廻戦】第269話について
発売日はいつ?
『呪術廻戦』第268話は、2024年9月17日(月)発売の『週刊少年ジャンプ 42号』に掲載予定です。
「人外魔境新宿決戦」が遂に決着。
しかし高専は、五条悟の肉体へとわたった乙骨憂太を始め、いくつかの問題を抱えていましいた。
集合した術師達は、決戦について振り返って……?
【呪術廻戦】前回(第268話)の振り返り
以下からは、『呪術廻戦』第268話「決着」の内容をネタバレ込みで振り返っています。
第269話のネタバレ速報は、本記事中盤以降に記述しています。
瀕死の宿儺
第268話冒頭、伏黒恵と対面していた宿儺は、相手に生を諦めるよう迫ります。
伏黒の心をもう一度折るべく、”呪い”らしい言葉の数々で口撃を続ける宿儺。
しかし伏黒は、「なんでそんなに必死なんだ?」と強気に返答して見せます。
伏黒は、現在の宿儺が瀕死の状態にあり、このままでは本当に死を迎えるであろうことを理解していました。
図星を突かれた宿儺は、徐々に存在が薄まり、伏黒の中から追い出されてしまいます。
宿儺の最期
場面は変わり、新宿。
虎杖の領域の外郭だった結界が崩壊し、中からは伏黒と宿儺が飛び出しました。
呪肉体を失い、呪霊のような惨めな姿へと成り果ててしまった宿儺。
そんなかつての”呪いの王”を見下ろした虎杖は、「オマエは俺だ」という言葉をかけます。
知らず知らずのうちに「呪い」を背負って生まれた両者。しかし、宿儺は独りであり、一方の虎杖には祖父の存在がありました。
だからこそ虎杖は、再び宿儺を受け入れる覚悟を示します。
……しかし、宿儺は最後まで”呪い”でした。虎杖に受け入れられる道など選ばず、そのまま塵となって消えてしまったのです。
裏梅の最期
一方その頃、秤金次と裏梅は、未だに両者とも生き残っていました。
宿儺の落命を悟った裏梅は、「終わりだ」と一言。
その敗因は「受肉体であること」であると語り、高専の勝利が「運」によってもたらされたものであると語ります。
それに対して、”豪運”によって死線を潜り抜けてきた秤は、裏梅の言葉を「褒め言葉」として受け取りました。
満足げな表情を浮かべて裏梅は、自身の首を「氷凝呪法」によって凍結させ、自らの手で2度目の生を終わらせました。
後日談
「人外魔境新宿決戦」が決着し、ストーリーは後日談へと移ります。
豪奢な和室で目を覚ました伏黒の前には、「生存ドッキリ」を準備する虎杖と釘崎の姿がありました。
しかし伏黒は、宿儺の中で釘崎の生存を知っていたため、特段大きな反応は見せません。
ここで虎杖は、家入経由で渡された五条からの手紙を取り出しました。
釘崎への手紙に書かれていたのは、彼女の母親の居場所について。
そして伏黒への手紙に書かれていたのは、伏黒の父(=甚爾)が既に死しており、その理由が五条による殺害であったという真実でした。
五条悟らしいメッセージを前に、とびきりの笑顔を見せた伏黒。
……ここで、釘崎と虎杖は、伏黒を伴って移動を始めます。
そして、「人外魔境新宿決戦」を生き残った禪院真希、パンダ、狗巻棘、日下部篤也、三輪霞、西宮桃と合流した3名。
一行の目的は、乙骨憂太を救うことでーー?
『呪術廻戦』第268話終わり。
『呪術廻戦』第268話のまとめ
【第268話のまとめ】
- 宿儺は虎杖に敗れ、伏黒から引き剥がされる。
- 虎杖は宿儺に”共存”を提案するが、宿儺は消え去ることを選ぶ。
- 裏梅は宿儺の敗北を察し、自害した。
- 高専1年の虎杖、伏黒、釘崎の3名が揃う。
- 生き残った面々は、乙骨憂太救援に向けて立ち上がった
『呪術廻戦』第268話のネタバレと感想・考察
【呪術廻戦】第269話のネタバレ速報
以下からは、『呪術廻戦』第269話「検討」の内容をネタバレありでご紹介していきます。
『呪術廻戦』ネタバレ速報①|合流
『呪術廻戦』第269話は、ある駄菓子屋に立ち寄る冥冥の様子からスタートします。
……特にそのシーンが深ぼられることはなく、場面は高専へ。
前話ラストにて、乙骨憂太の救出のために立ち上がった高専術師達でしたが、そこには既に肉体を取り戻した乙骨の姿がありました。
真希が乙骨に怒鳴り散らしているところに、虎杖・伏黒・釘崎の高専1年生トリオが到着。
”呪いの王”両面宿儺による惨事を受け、謝ろうとする素振りを見せた虎杖と伏黒。
……しかし、「大人」たる日下部は、2人に対して”罪悪感を持つ必要はない”という旨の言葉をかけます。
『呪術廻戦』ネタバレ速報②|戦いを振り返って
「リカ」の献身的なサポートにより、傷ついた体を修復・維持してもらっていたという乙骨。
だからこそ彼は、五条悟の肉体から本来の肉体へと舞い戻ることができたようです。
ここで、話題は「人外魔境新宿決戦」の反省へと移りました。
まず真希は、自身が羂索を奇襲するべきだった、と一言。
さらに、日車の「処刑人の剣」作戦について、狗巻の「『呪言』ボイレコ」と合わせるべきだった……という意の言葉も付け加えます。
しかし、奇襲の成功には、東堂葵の「不義遊戯・改」による”場所替え”も大きく関わっていました。
呪力のない真希では東堂の術式対象とならず、結果的に奇襲が失敗していた可能性もあります。
また、日車の「処刑人の剣」が発動された時点で「ボイレコ」を使用していた場合、狗巻棘は反動で死亡してしまっていた可能性があるとのこと。
……そんな論議の途中、なんと生存していた日車が登場。
「ボイレコ作戦」については、日車自身が”乙骨の領域結界内で使用するべき”と決めたことを明かします。
『呪術廻戦』ネタバレ速報③|シン・陰の当主
戦いの振り返りや反省が終わると、次に話題は「シン・陰流」についてへと移ります。
本来「シン・陰流」の「簡易領域」は、弱者のために考案された門外不出の技術です。
しかし、「人外魔境新宿決戦」では、”門外不出”の縛りを飛び越え、多くの術師達が使用を可能としていました。
その背景には、”冥冥の暗躍”が大きく関わっていたのです。
……なんと、現在の「シン・陰流」の当主は、日下部篤也。
彼の一存により、「簡易領域」の”門外不出”の縛りを含む、複数のしがらみが解除されたようです。
『呪術廻戦』ネタバレ速報④|報い
ここで、場面は冒頭の続きへと戻ります。
どうやら冥冥が立ち寄った駄菓子屋の店主は、「シン・陰流」の現当主。自身は巧妙に隠れつつも、着実に門弟を増やして行くことで、いずれは呪術界を牛耳る腹積りだったようです。
門弟から寿命を吸い上げることで、長きにわたって生きながらえていた当主。
……しかし、天元から情報を得た冥冥により、そんな人生も潰えることとなりました。
結果として、「シン・陰流」の当主は死亡。次期当主の座は、元より高弟の1人だったであろう日下部へと移ったのです。
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【呪術廻戦】第269話のネタバレ速報|まとめ
まずは『呪術廻戦』第269話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第269話のまとめ】
- 虎杖、伏黒、釘崎が真希らと合流。
- 乙骨は既に肉体を取り戻しており、五体満足状態で生き残った。
- 日車寛見の生存が判明。
- 日下部篤也が「シン・陰流」の当主となっていたことが判明。
- シン・陰の前当主は、冥冥によって暗殺されていた。
日車と乙骨が生存!
今回ご紹介した『呪術廻戦』第269話では、乙骨憂太の生存が確定するとともに、死亡したかに思われた日車寛見も登場を果たすようです。
呪術が備わった際に罪を犯し、どこか”死に場所”を求めていた日車。
新宿決戦こそが”死に場所”と定めたはずが、溢れる才能によって生き残る結果となってしまいました。
……とは言え、宿儺に取り憑かれていた虎杖とは異なり、日車の殺人行為はあくまで彼自身の意思によるものです。
日車の性格上の問題もあって、このまま呪術師として高専に……という可能性は薄いかもしれませんね。
残り話数は2話!
第271話をもって完結することが明かされている『呪術廻戦』。
乙骨憂太が助かり、「人外魔境新宿決戦」の振り返りも済まされた現在、残された話数は2話となりました。
残されている中でも最大の問題といえば、羂索が世界中に向けて蒔いた”種”でしょう。
羂索の実演も相まって、日本に集中する”呪力”というエネルギーの魅力に、各国が気付いてしまった現在。
果たして高専や呪術界は……ひいては日本は、どのような対応を見せるのでしょうか。
また、五条悟亡き今、活発化するであろう呪霊や呪詛師らの動きについても注目しておきたいところですね。
人外魔境新宿決戦編|現在の状況まとめ
以下の表に、「人外魔境新宿決戦」における各キャラクターの状況をまとめました。
キャラクター名 | 生死 | 状況 |
五条悟 | 死亡 | 宿儺に全てをぶつけるも、敢えなく敗北。 胴体を両断され死亡。 現在、その肉体は乙骨憂太によって使用されている。 |
両面宿儺 | 死亡 | 虎杖の「解」と「黒閃」を前に敗北した。 |
鹿紫雲一 | 死亡 | 五条と同じく宿儺に全てをぶつけるも敗北。 「世界を断つ斬撃」によって死亡。 |
秤金次 | 生存 | 裏梅との決着はついてないものの、相手の自害で勝負が終わった。 |
裏梅 | 死亡 | 宿儺の敗北を察し、自害した。 |
虎杖悠仁 | 生存 | 宿儺に勝利。 伏黒や釘崎とともに乙骨の救援へ向かう。 |
東堂葵 | 生存 | 生存か。 |
ミゲル | 生存 | ラルゥとともに撤退した。 |
ラルゥ | 生存 | 重傷を負うも生存。 ミゲルとともに撤退した。 |
乙骨憂太 | 生存 | 死亡はしていない。 高専の生き残った面々が救援に乗り出す。 |
禪院真希 | 生存 | 生存。乙骨救援に乗り出す。 |
日車寛見 | 生存 | 領域展延、反転術式などの高等技術を習得するも、ゼロ距離で宿儺の斬撃を浴びて死亡……と思いきや、生存していたことが判明する。 |
脹相 | 死亡 | 宿儺の「竈」から虎杖を庇い、死亡する。 |
日下部篤也 | 生存 | 生存。乙骨救援に乗り出す。 |
猪野琢真 | 生存? | 習得した「簡易領域」で宿儺の領域を凌ぐ。 その後「竈(カミノ)」の炎に包まれるも、東堂の「不義遊戯」で救出されたか。 |
憂憂 | 生存 | 宿儺に狙われるも、ミゲルによって救われる。 |
星綺羅羅 | 生存 | 憂憂と共に高専術師の死体を回収する役目を担う。 |
羂索 | 死亡 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 宿儺に”全て”を託し、脳を突き刺されて死亡した。 |
髙羽史彦 | 不明 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 羂索との戦闘後、白装束を着込み、目を閉じているが、生死については明示されていない。 |
他のキャラクターはこちら!
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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