【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第222話以降の展開予想記事です。”天使”の術式により、遂に「獄門疆」からの脱出に成功した五条。最終決戦の日にちを決めた後、ひとまず高専に帰還して……?
【呪術廻戦】前回(第221話)のネタバレ
第221話「得喪」
相応しい場所
「獄門疆『裏』」の術式を消滅させることにより、五条悟の復活を試みる高専サイド。
虎杖と髙羽は、屋内で五条復活の準備を行なっていました。
そんな2人に対し、”天使”が待ったをかけます。
続けて、「ここで解くつもりか?」と問いかけた”天使”。
”飾り気の無さ”への指摘として受け取った髙羽は、折り紙で飾り付けをしようと動き出します。しかし、”天使”の指摘は”飾り気”に対するものではありませんでした。
”天使”は、「獄門疆」内部に物理的時間が流れていないことに着目。つまり、これまでの19日間を「五条悟がどう感じたか」について、外の人間ではわからないということです。
仮に五条が途方もない時間を「獄門疆」内部で過ごしていたのであれば、錯乱状態に陥っていたも不思議ではありません。
事態の重さを理解した高専の面々は、「呪術高専第四修練場」こと埼玉県木呂子鉱山で五条の封印を解くことと決めました。
五条の行方
狗巻棘の「しゃっけー!!!」の合図と共に、”天使”来栖華は術式「邪去侮(やこぶ)の梯子」を使用。
凄まじい光が天から降り注ぎ、「獄門疆『裏』」へと直撃しました。
その後、五条悟の元へと駆け寄った高専一行。しかし、そこには五条悟の姿はおろか、「獄門疆『裏』」すらもありませんでした。
想定外の事態を前にドギマギしていた来栖は、やがて開き直り、「五条悟って魔の者だったんじゃないですか?」と不貞腐れた様子を見せます。
そんな折、付近では突如として地震が発生しました。
再会
場面は羂索の方へと移ります。
天元から「獄門疆『裏』」の存在を仕入れていた羂索は、「獄門疆」を日本海溝のプレート沈み込み帯に置いた上で、二重三重の封印を施していました。
果ては五条の復活を検知させるための呪霊も配置し、万全を期していた羂索。
……しかし、いま現在、羂索の前には五条悟の姿がありました。
羂索が「どう?久しぶり?お寛ぎ頂けたかな?」と戯けた態度を取ると、五条は「もっと言葉を選んだ方がいいんじゃないか?」と発言。
余裕を多分に含んだ表情で、「今際の際だぞ」と続け、攻撃へと移りました。
そんな折、やってきたのは両面宿儺です。
かつて五条と対峙した宿儺は、「小僧の体モノにしたら真っ先に殺してやる」と発言していた宿儺。
いまここで五条悟との決着をつけようとしているようです。
しかし、2人の決戦に割って入ったのは羂索でした。羂索は宿儺との間に何らかの
”約束”を交わしているらしく、その履行を優先させるよう言い放ちます。
一方の五条も、「宿儺と戦う前にやることをやっておきたい」とのこと。
そこで五条は、決戦の日を”親友”夏油傑の命日である「12月24日」に指定。
両面宿儺と羂索を前に、「勝つさ」と答えました。
第221話終わり。
【呪術廻戦】第222話以降のネタバレ予想
五条が高専生らと合流
羂索、両面宿儺の2名と対峙した後、決戦の日程を決定した五条悟。
その日にちは、「新宿・京都百鬼夜行」が実行され、結果的に夏油傑が死に至った12月24日です。
決戦を後に回したいま、五条はひとまず高専生らとの合流に動くのではないでしょうか。
羂索と両面宿儺の2名は相当な難敵であり、五条にそのつもりがあるかはともかく、高専生らの力も必須となるでしょう。
また、五条悟が「獄門疆」に封印された後、元々強者であった秤金次と乙骨憂太はともかく、禪院真希が特に目覚ましい進化を遂げました。
伏黒(禪院)甚爾と同格の存在となり、見た目もやや似た姿となった真希を前に、五条がどのような反応を見せるのかが楽しみなところですね。
外部術師との絡み
積極的に高専生と絡んでいる髙羽史彦や”天使”来栖華はもちろん、強者との戦いを好む鹿紫雲一などの外部協力者組は、当然のことながら初めて五条と出会うことになります。
個人的には、そんな彼らと五条との絡みが楽しみなところです。
例えば髙羽は、「ツッコミで五条の頭を叩けばウケる」とイメージすれば、術式「超人(コメディアン)」により、五条悟の無限バリアを無視してツッコミを入れることが可能なわけです。
五条や他の高専生らの驚いた顔が目に浮かんできますよね。
また、鹿紫雲一に至っては、上述のように「強者との戦いを好む」性格から、五条悟に戦いを挑みかねません。
ともすれば、組手のような形で五条と鹿紫雲が戦いを行う展開も訪れるかもしれませんね。
虎杖のパワーアップフラグ
『呪術廻戦』第220話の描写から、両面宿儺が去った後の虎杖は、呪力に満たされた呪物のような状態になっていると明かされました。
文面から察するに、まだ呪力は虎杖の中に残っており、これまでと同じ戦い方が可能であるということでしょうか。
とはいえ、これまでと同じ戦い方では通用しないであろうこともまた事実。
メタ的に考えると、主人公が活躍するために何らかのパワーアップイベントが用意されているのではないかと思われます。
現時点で考えられるパワーアップのフラグは、虎杖の「アイツを殺すためならなんでも喰ってやる」発言です。
「アイツ」とは当然両面宿儺を指しており、他の呪物の受肉を許すことで、打倒宿儺のための更なる強さを得ようという意図でしょう。
そして、「なんでも喰ってやる」発言に続けて飛び出したのが、脹相への礼です。
虎杖は、「兄弟たちのこと」として礼を述べた後、脹相は「いい オマエの中で生きられるのならそれで」と微笑んでいました。
これはもしや、虎杖悠仁が焼相(しょうそう)ら呪胎九相図の4番以降の兄弟たちを食したことを表す描写ではないでしょうか。
もしそうであるならば、今後の虎杖に現れるであろう変化に注目したいところですね。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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