【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第248話の展開を予想する記事です(これまでのネタバレあり)。これまでのストーリーをまとめつつ、次回の展開を予想しています。
【呪術廻戦】前回(第247話)の概要
「領域展延」の使用によって宿儺の「解(カイ)」を中和し、見事にダメージを軽減してみせた日車。
しかし、その後に宿儺が繰り出した「世界を断つ斬撃」は、無情にも日車の片腕を切断してしまう。
さらに宿儺は、日車に残された左腕をも切断。「反転術式」の使用を煽るのだった。
……続く内容は以下の記事にてご紹介しています!
第248話のネタバレ確定速報
【呪術廻戦】第248話の展開予想②
秤金次vs裏梅
秤の術式
『呪術廻戦』第245話にて、秤金次と裏梅の戦いが描かれました。
どうやら秤は、領域「坐殺博徒」で”大当たり”を引き、現在はラウンド中である様子。
裏梅による凍結攻撃を物ともせず、「不死身の捨身」で猛攻を仕掛けます。
ここで、秤の術式について簡単に振り返ってみましょう。
【「坐殺博徒」とは?】
「坐殺博徒(ざさつばくと)」は、秤の術式にデフォルトで備わった領域です。
領域に付与された必中効果は、”領域内におけるルール”の開示。
つまり、相手術師にとっては”脳内に情報を流し込まれるだけ”であり、実害は一切ありません。それゆえに秤の術式は押し合いに強く、展開速度も優れています。
そして、相手にルールが開示された上で始まるのは、「CR私鉄純愛列車」。
239分の1の確率を潜り抜け、”大当たり”を引くことができた場合、秤は4分11秒間のラウンドに突入します。
ラウンドとは、無制限に呪力が溢れ続け、なおかつ反転術式がフルオートで回り続ける状態。……すなわち、”不死身”です。
裏梅の術式
秤と対峙する裏梅は、”専属料理人”として宿儺の隣に立つことを許された唯一の人物。
その実力は極めて高く、呪力量、呪力出力、技術、いずれも現代の術師とは段違いです。
※五条悟は比較対象から除く。
秤と同じく、裏梅の術式についても整理しておきましょう。
【氷凝呪法とは?】
「氷凝(ひこり)呪法」とは、裏梅に刻まれた生得術式です。
その真髄たる「霜凪(しもなぎ)」は、過冷却状態の呪力をぶつけることで、任意の対象を凍結させることができます。
出力最大の「霜凪」は、巨大な氷塊を作り上げるほどの威力。
また、もう1種の技「直瀑(ちょくばく)」も高い殺傷能力を持ち合わせており、総合的な攻撃力は術師の中でも随一です。
戦闘シーンについて
2人の戦いが描かれた『呪術廻戦』第245話は以下の記事にてご紹介しています。
本気モードの裏梅
さて、ここからが本題です。
自らが対峙する「秤金次」という男を強敵認定し、「全力で潰す」と宣言した裏梅。
その背後には月のような物体が浮かんでおり、なんとも神秘的です。
術師の”全力”と言えば、思い浮かぶのは「極ノ番」や「領域展開」ですよね。
【極ノ番とは?】
「極ノ番(ごくのばん)」とは、生得術式から放たれる”奥義”のような技です。
当然ながら、技の序列としては「領域」がトップ。つまり「極ノ番」は、”領域に次ぐ大技”であると言えそうです。
作中で実際に使用された例としては、夏油傑の「うずまき」、壊相の「翅王(しおう)」、漏瑚の「隕」が挙げられます。
本記事にて既に述べた通り、秤金次の領域「坐殺博徒」は、”押し合いに強い”という特性を持っています。
裏梅であれば、押し負ける可能性のある領域ではなく、「極ノ番」という選択肢を採るのではないでしょうか。
領域を使用する可能性
秤金次相手の「領域展開」は、どうしても不利なように思えてしまいますが、そうでないタイミングも存在しています。
それは、不死身状態たるラウンド中です。
秤は、4分11秒の間に呪力と焼き切れた術式が回復するため、ラウンド終了後に領域を再展開することができます。
逆に述べると、「坐殺博徒」直後の約4分間は領域を展開することができません。
つまり裏梅は、秤のラウンド中であれば、カウンターを危惧することなく領域を展開できるのです。
1000年以上前を生きた術師は、そのことごとくが領域を所持していました。
具体的には、宿儺が「伏魔御廚子」、羂索が「胎蔵遍野」、万が「三重疾苦」を展開しています。
また、上記3名よりは多少格が劣る烏鷺亨子(うろ たかこ)ですら、仙台結界編にて領域を展開していました。
このような事実に鑑みると、裏梅が領域を展開できないわけがないのです。
いかに不死身の秤と言えども、脳に必中術式を食らえばゲームオーバー。
果たして秤金次vs裏梅の行方は……?
これまでに登場した「領域展開」については、以下の記事にて一覧でまとめています。
ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
まとめ
本記事では、本気を出した裏梅が「極ノ番」や「領域展開」を使用する可能性について解説しました。
氷を操る術師が展開する領域……字面だけでワクワクしてしまいますね。
まるで”熱”と”冷”を体現するかのような秤金次と裏梅。
今後の展開に期待が抱かれます。
本サイト「こみっくろにくる!」では、『呪術廻戦』を含む複数タイトルを取り扱っています。ぜひその他の記事もチェックしてみてくださいね。
展開予想①|「処刑人の剣」が呪具化!
【執筆:ショウマル】
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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