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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第254話のネタバレ速報をまとめている記事です。ストーリーの流れを追いつつ、ネタバレ込みで内容の考察を行なっています。
【呪術廻戦】第254話について
発売日はいつ?
『呪術廻戦』第254話は、2024年3月25日発売の『週刊少年ジャンプ 17号』に掲載予定です。
両面宿儺との一大決戦が描かれている「人外魔境新宿決戦編」。
乙骨憂太に引き続き、禪院真希まで失ってしまった高専サイド。残された日下部は、宿儺とどう戦うのか……!?
【呪術廻戦】前回(第253話)の振り返り
以下からは、『呪術廻戦』第253話「人外魔境新宿決戦㉕」の内容をネタバレ込みで振り返っています。
第254話のネタバレ速報は、本記事中盤以降に記述しています。
最強の1級呪術師
『呪術廻戦』第253話冒頭、第一線で活躍する術師たちに対して、「最強の一級術師は誰?」という問いかけが投げかけられました。
問われた冥冥、七海、五条の3名は、「日下部」とほぼ即答。
「シン・陰流」の使い手にして、呪術高専東京校で教鞭をとる日下部は、実はとんでもない実力の持ち主だったようです。
なお、日下部本人は「俺と宇佐美以外の誰か」が最強の一級術師であるとしています。
激戦
ーー場面は現在へと戻ります。
前回に引き続き、激しい戦いを続けていた禪院真希と両面宿儺。
フィジカルギフテッドゆえの動体視力と身体能力により、真希は宿儺の攻撃を掻い潜り、ほぼ互角の戦いを繰り広げていました。
しかし、それでも宿儺との実力差は強大。一瞬の隙を突かれ、至近距離で「解(カイ)」を受けてしまいます。
ここでカバーに現れたのは、猪野琢真です。猪野は、「来訪瑞獣」を使用し、宿儺を背後から急襲。
……しかし、生半可な襲撃が宿儺に通じるはずもなく、即座に「解」で返り討ちにされてしまいました。
その直後、今度は上階で待ち構えていた日下部篤也が宿儺を攻撃。その手には、七海の術式を持った呪具が握られていました。
……が、その攻撃も宿儺には通じません。
一転して窮地に陥った日下部でしたが、ここで真希が復活。
再び宿儺との近距離戦を始めました。
黒閃
五条悟の死後、鹿紫雲一、日車寛見、乙骨憂太と、3名の才気溢れる術師が宿儺に挑みました。
それぞれの術師は、いずれも宿儺にとって”敵”に足る存在。
……しかし、そんな3名を上回るほどに宿儺の興味を引いたのは、いま現在戦いを繰り広げている禪院真希でした。
真希は、”呪いの王”たる宿儺とは対極に位置する、”呪力”を完全に捨て去った人間。
つまり現在の戦いは、「”呪術”と”肉体”の頂上決戦」という構図となっているのです。
図らずも「使命」を負うことになった宿儺は、高揚する気持ちのままにパンチを繰り出しました。
……その瞬間、散ったのは黒い火花。
真希の腹に、宿儺の「黒閃」が撃ち込まれました。
残されたのは
特級相当の術師たちのことごとくが敗れ去り、残されたのは日下部のみ。
当初は逃げ腰だった日下部も、「ここまで来たらやるしかねぇよな?」と覚悟を決めたようです。
第253話冒頭、強者たちから「最強の一級術師」として名前が挙がっていた日下部。
果たしてその実力の程は……?
『呪術廻戦』第253話終わり。
【呪術廻戦】第254話のネタバレ速報
以下からは、『呪術廻戦』第254話「人外魔境新宿決戦㉖」の内容をネタバレありでご紹介していきます。
日下部のプログラム
宿儺と対峙した日下部は、シン・陰流「簡易領域」を展開。それに続けて、居合「夕月」の構えをとった。
その簡易領域に組み込まれているのは、「領域内に侵入したものを全自動反射で迎撃する」というプログラム。
三輪霞も使用していたこのプログラムは、日下部のオリジナルだったことが判明する。
そんな「全自動反射」による居合により、日下部は宿儺の「解(カイ)」をブロック。
相手が想定外の反応速度を見せたことで、宿儺は「ほう」と少なからず感心する様子を見せた。
日下部の実力
場面は『呪術廻戦』第253話で描かれた「最強の一級術師は誰?」の後日談へと移る。
冥冥曰く、術式などを含めた総合的な「馬力」においては、自身や七海の方が優っているとのこと。
しかし日下部には、圧倒的な技のバリエーションや、豊富な呪術知識がある。
つまり、いかなる状況にも対応できるだけの応用力が備わっているのだ。
また五条は、日下部が複数の「切り札」を持っていることを明かした。
簡易領域について
初心者が用いる「簡易領域」には、成立させるために”縛り”を設けることが多い。
例えば京都校の三輪は、「自身の両足を地面から離さない」という”縛り”を設定することで、「簡易領域」を成立させていた。
一方、日下部は”縛り”をなしで「簡易領域」を成立させており、展開可能な範囲も非常に広大である。
切り札
日下部は、宿儺が「世界を断つ斬撃」を放つ際のタメのタイミングを狙い、「簡易領域」の範囲を拡大させる。
その範囲は、宿儺をも領域内部に引き込むほど。
……そして、日下部の「簡易領域」には、内部に侵入した対象を「全自動(フルオート)」で迎撃するプログラムが備わっている。
次の瞬間、日下部のプログラムが発動。宿儺に対し、日下部の脊髄反射によって繰り出される凄まじい手数の斬撃が浴びせられる。
その様子は、さながら劣化「伏魔御廚子」。
……しかし、途中で刀が折れてしまったことにより、日下部は肉弾戦を余儀なくされる。
優しさ
「生きること」を最優先とし、これまでのらりくらりと立ち回ってきた日下部。
そんな彼の脳裏に、「なーんでこんなに頑張ってるんだっけ」という疑問が生まれた。
次の瞬間、日下部の脳裏に浮かんだのは、「夜蛾への恩」。
日下部を動かしていたのは、”夜蛾が生きていた場合に言いそうなこと”という、ある種の”呪い”のようなものだった。
かつての冥冥や七海、五条は口を揃えて発する。
日下部を”最強”として推す理由が、彼の「優しさ」であると。
自身が戦う理由を考えていた日下部は、「うだうだ考えてんじゃねえ」と自身を諌め、”自分が退いた場合に起こること”を考えた。
……そう、もし宿儺を止めるものがいなくなった場合、宿儺は「死滅回游」の泳者を皆殺しにするべく動き出すのである。
その中には、京都校の三輪など、呪術高専の生徒たちも含まれている。
また、ここに至るまでも、複数の呪術高専の生徒たちが命を賭して戦った。
日下部にとって「戦う理由」は、それだけで十分だったのである。
ミゲル登場
日下部は、刀身の折れた刀を持つと、シン・陰流「朧月」を使用。
刀身を呪力によって蘇らせ、宿儺の傷ついた心臓を狙った。
……しかし、その狙いは看破されており、逆に宿儺のカウンターを被弾。
死亡、あるいは重傷により、道へと倒れ込んでしまった。
日下部が倒れた直後、術式を用いた憂憂が登場。しかし、そんな憂憂の背後に、宿儺の影が迫る。
宿儺の凶刃が憂憂に迫った、次の瞬間ーー。
現れたのは、かつて”夏油一派”に所属していた凄腕術師・ミゲルだった。
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【呪術廻戦】第254話のネタバレ速報|まとめ
まずは『呪術廻戦』第254話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第254話のまとめ】
- 日下部が「簡易領域」を発動。宿儺に挑む。
- 「簡易領域」には全自動反射のプログラムが組み込まれていた。
- 日下部の全自動反射は、宿儺を感心させる。
- 善戦虚しく日下部が敗北。
- 憂憂が宿儺に狙われるも、突如として現れたミゲルが救い出した。
日下部の強さ
”呪いの王”両面宿儺を前に、果敢にも勝負を挑んだ”一級術師”日下部篤也。
さすがはトップ術師たちに認められる「最強の一級術師」と言うべきか、その実力は突出したものでした。
本記事内でも言及した通り、日下部が「簡易領域」によって実現する斬撃の嵐は、さながら劣化「伏魔御廚子」。
相手が少な出さえなければ、ある程度の格上であっても通用するのではないかと予想されます。
剣士・日下部の活躍をもっと見てみたかったところですが、残念ながらここで退場のようです。
ミゲル登場
『呪術廻戦』第254話の衝撃的展開と言えば、何といっても「ミゲルの再登場」でしょう。
『呪術廻戦0』において、特級相当の呪物「黒縄(こくじょう)」を用い、五条悟と渡り合ったミゲル。
当の「黒縄」は五条戦において使い切ってしまったようですが、彼であれば宿儺相手でもある程度立ち回ることができるはずです。
『呪術廻戦』第255話以降では、そんなミゲルの強さや術式が明らかになるのではないでしょうか。
人外魔境新宿決戦編|現在の状況まとめ
以下の表に、「人外魔境新宿決戦」における各キャラクターの状況をまとめました。
キャラクター名 | 生死 | 状況 |
五条悟 | 死亡 | 宿儺に全てをぶつけるも、敢えなく敗北。 胴体を両断され死亡。 |
両面宿儺 | 生存 | 乙骨の領域「真贋相愛」に引き込まれ、「彌虚葛籠(いやこつづら)」を発動した。
未だ本気を出していないことが裏梅によって明かされる。 |
鹿紫雲一 | 死亡 | 五条と同じく宿儺に全てをぶつけるも敗北。 「世界を断つ斬撃」によって死亡。 |
秤金次 | 生存 | 裏梅と戦闘中。 ラウンド中の不死身状態であり、捨て身の攻撃を仕掛け続ける。 |
裏梅 | 生存 | 秤と戦闘中。 捨て身の攻撃を躊躇いもなく繰り出す相手を前に、「本気」を出すと宣言した。 |
虎杖悠仁 | 生存 | 宿儺の「世界を断つ斬撃」を喰らってしまう。 「反転術式」にて身体を治癒中。 |
乙骨憂太 | 不明 | 宿儺の「世界を断つ斬撃」を喰らい、生死不明。 現在は憂憂の術式により戦線離脱済。 |
禪院真希 | 不明 | 「釈魂刀」による奇襲で、宿儺の心臓にダメージを与えた。 宿儺との戦闘中、3度の「黒閃」を喰らい生死不明。 |
日車寛見 | 死亡 | 領域展延、反転術式などの高等技術を習得するも、ゼロ距離で宿儺の斬撃を浴びて死亡。 |
脹相 | 生存 | 「反転術式」を回す虎杖に付き添っている。 |
日下部篤也 | 不明 | 宿儺との戦闘に敗北。 生死不明。 |
猪野琢真 | 不明 | 宿儺に攻撃を仕掛けるも、「解」による返り討ちに遭う。生死不明。 |
憂憂 | 生存 | 宿儺に狙われるも、ミゲルによって救われる。 |
星綺羅羅 | 生存 | 憂憂と共に高専術師の死体を回収する役目を担う。 |
羂索 | 死亡 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 宿儺に”全て”を託し、脳を突き刺されて死亡した。 |
髙羽史彦 | 不明 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 羂索との戦闘後、白装束を着込み、目を閉じているが、生死については明示されていない。 |
他のキャラクターはこちら!
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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