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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第264話の展開予想をまとめている記事です(これまでのネタバレあり)。発売日情報についてもまとめています。
【呪術廻戦】第264話について
発売日はいつ?
『呪術廻戦』第264話は、2024年7月29日発売の『週刊少年ジャンプ』35号に掲載予定です。
”天使”来栖華の急襲により、一転して大ピンチに陥った”呪いの王”両面宿儺。
自身を完全に消し去ることのできる浄化の光「邪去侮の梯子」を前に、手負いのトラはどう動く……!?
【呪術廻戦】前回(第263話)の振り返り
以下からは、『呪術廻戦』第263話「人外魔境新宿決戦㉟」の内容をネタバレ込みで振り返っています。
『呪術廻戦』第264話の内容は、本記事中盤以降です。
行動不能
乙骨憂太の「虚式『茈』」が炸裂したことで、展開されていた「無量空処」の結界は「伏魔御廚子」共々破壊されてしまいました。
宿儺は大ダメージを負ったようですが、戦闘の継続自体は可能である様子。
一方の乙骨は、物言わずその場に倒れ込んでしまいました。
そもそも「領域展開」と言えば、「使用後に術式が焼き切れてしまう」というデメリットを孕む奥義です。
つまり、現在の乙骨は、”肉体を渡る羂索の術式”が焼き切れた状態になっており、それゆえに行動不能状態へと陥ってしまいました。
なお、当の羂索は、九十九戦で領域「胎蔵遍野」展開後の術式が焼き切れた状態でも動いていましたが、何らかの対策を講じていたようです。
不義遊戯
領域外で待機していた東堂は、前へと倒れ込んだ乙骨を前に、一瞬の隙を晒してしまいます。
そんな東堂に、”呪いの王”の「黒閃」がヒット。左手に取り付けられている「ビブラスラップ」が破損してしまいます。
……しかし、東堂は倒れません。
今現在、周囲には乙骨の”領域結界の欠片”が舞い散っている状態です。
そして、東堂の術式「不義遊戯(ブギウギ)」の術式対象は、一定程度の呪力を帯びたもの。
つまり、現時点の「不義遊戯」は、これ以上ないほど輝きを放つ術式となっているのです。
次の瞬間、東堂は「ビブラスラップ」を頭に打ち付け、”音”を鳴らすことで術式を発動。
術式対象となった虎杖は、高速で”入れ替わり”を繰り返し、巧みに宿儺の懐へ潜り込みます。そして虎杖は、宿儺と伏黒の「魂の境界」に向けて、ゼロ距離の「解(カイ)」を放ちました。
天使
虎杖の「解」に魂を引き裂かれ、苦悶の表情を浮かべる宿儺。
しかし、”呪いの王”を討伐するためには、まだ攻撃の圧が足りません。
……ここで再び動いたのは、東堂です。壊れかけた「ビブラスラップ」が音を発した時、上空に現れたのは”天使”来栖華でした。
”縛り”で術式範囲が拡張された「不義遊戯」によって実現した、”天使”の急襲。
宿儺の頭上より、出力最大の「邪去侮(ヤコブ)の梯子」が放たれてーー?
『呪術廻戦』第263話終わり。
『呪術廻戦』第263話のまとめ
【第263話のまとめ】
- 「虚式『茈』」は、宿儺と乙骨の領域を結界ごと破壊した。
- 乙骨は術式が焼き切れ、動くことができない状態に陥る。
- 虎杖と東堂が連携し、宿儺に攻撃を叩き込む。
- 東堂の術式によって”天使”来栖華が戦場に登場。
- ”天使”来栖華は、出力最大の「邪去侮の梯子」を使用する。
『呪術廻戦』第263話のネタバレと考察・感想
【呪術廻戦】第264話の展開予想・考察
宿儺戦が決着か
『呪術廻戦』第263話終盤、東堂葵の術式「不義遊戯」によって突如参戦した”天使”来栖華が、術式「邪去侮(ヤコブ)の梯子」を放ちました。
第213話で放たれた際には、宿儺から未だかつてない苦悶の表情を引き出した「邪去侮の梯子」。
その効果のほどは絶大であり、”呪いの王”たる宿儺であっても、「伏黒恵になり切る」という小賢しい手段でしか逃れることができませんでした。
……しかし、「人外魔境新宿決戦」時点の宿儺は、受肉による変身を行なった状態です。
いかに来栖であっても、2度同じ手には引っ掛からないことでしょう。
ゆえに、第264話では、いよいよ長かった宿儺戦が決着するのではないかと予想されます。
戦闘続行の可能性はある?
”天使”来栖華の放つ「邪去侮の梯子」は、宿儺に対して凄まじい効果を発する術式です。
圧倒的な危機に瀕した宿儺に、生き残る手立てはあるのでしょうか。
可能性の1つとしてあり得たのは「適応」ですが、魔虚羅(まこら)は五条悟の「茈(むらさき)」で既に破壊されています。
また、「御廚子(みづし)」で術式発動前にの”天使”を排除しようにも、現在の宿儺は術式が焼き切れているため不可能です。
残る生存手段としては、「領域展延」を用いた術式の中和程度のものでしょう。
いずれにせよ、現時点で考え得る限りは、宿儺の勝ちの目は潰えたように思えてしまいますね。
伏黒恵の帰還
”魂”を知覚した虎杖悠仁により、両面宿儺は伏黒恵との”魂の境界”に度々攻撃を受けてきました。
『呪術廻戦』第263話においては、虎杖が宿儺に対して、ゼロ距離で「解(カイ)」を見舞うことに成功。
魂をダイレクトに引き裂かれた宿儺はと言うと、その場で嘔吐してしまうほどの露骨なダメージを負いました。
そして『呪術廻戦』第263話終盤、宿儺の頭上からは”天使”の「邪去侮の梯子」の光が。
1000年の時を経て復活を果たした”呪いの王”でしたが、いよいよ年貢の納め時。
その魂は完全に消え去り、切り離された伏黒の魂と肉体だけがそこに残るのではないかと予想されます。
姉・津美紀や恩師の死、「無量空処」によるダメージなど、とにかく惨憺(さんたん)たる目に遭ってしまった伏黒。
どうか決戦後は静養して欲しいものです……。
釘崎野薔薇のその後
「渋谷事変」で退場して以降、一切語られていない釘崎の動向。
呪術高専京都校の1年・新田新が術式を施していたことから、当ブログも含め、ファンの間では「復活説」が根強く唱えられてきました。
しかし、いよいよ「人外魔境新宿決戦」も大詰め。
ヒロイン不在のまま、ラスボス戦は幕を閉じてしまいそうです。
残る登場のタイミングといえば、決戦後に数話描かれるであろうエピローグなどでしょうか。
個人的には、かつて虎杖が伏黒、釘崎に仕掛けたものと同様の「実は生きてましたドッキリ」を仕掛けて欲しいものです。
【呪術廻戦】今後の展開について
完結は近い?
ラスボス候補であった羂索(けんじゃく)が逝き、気付けば「原点にして頂点」とも言うべき”呪いの王”両面宿儺が作品のラスボスとなった『呪術廻戦』。
現在描かれている「人外魔境新宿決戦」編は、『鬼滅の刃』で言うところの「無限城」編であり、いよいよ連載終了が近いのではないかと予想されます。
作者の芥見下々先生自身も、今年(2024年)中の完結を想定しているであろうコメントを出していましたが、いやはや本当に完結してしまうのでしょうか……。
兎にも角にも、今後の展開を注視しておきたいところですね。
山積した課題
羂索の働きかけにより、作中世界の各国では、日本における「呪力」と言うエネルギーの存在が露呈してしまいました。
「死滅回游」編の終盤では、実際にアメリカ合衆国の軍特殊部隊が「保護」と言う名の「呪術師の拉致」のために乗り込んでくる始末……。
種を蒔いた本人である羂索は死しているものの、その種は様々な形で芽吹いてしまっています。
また、日本国内においても、「”現代最強の呪術師”五条悟が死亡した」と言う事実は呪詛師や呪霊の台頭を招きかねません。
五条と同じ”特級呪術師”であった九十九(つくも)は死に、乙骨憂太も生死が曖昧な状況にあるいま、国内の混乱の平定もそう簡単なことではないでしょう。
一難去ってまた一難。
果たして『呪術廻戦』のストーリーは、どのタイミングで、またどのような形で終了するのでしょうか。
【呪術廻戦】第264話の展開予想|まとめ
『呪術廻戦』第264話の予想内容を以下にまとめました。
【第264話の予想まとめ】
- ”天使”の攻撃により、宿儺が消滅。
- 「人外魔境新宿決戦」は高専術師の勝利で幕を下ろす。
- 宿儺の魂が消滅したことで、伏黒の魂と肉体が残る。
- 釘崎のその後が描かれる。
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人外魔境新宿決戦編|現在の状況
以下の表に、「人外魔境新宿決戦」における各キャラクターの状況をまとめました。
キャラクターの生死についても記載しています。
キャラクター名 | 生死 | 状況 |
五条悟 | 死亡 | 宿儺に全てをぶつけるも、敢えなく敗北。 胴体を両断され死亡。 |
両面宿儺 | 生存 | ”天使”来栖華の「邪去侮の梯子」を受ける。 |
鹿紫雲一 | 死亡 | 五条と同じく宿儺に全てをぶつけるも敗北。 「世界を断つ斬撃」によって死亡。 |
秤金次 | 生存 | 裏梅と戦闘中。 |
裏梅 | 生存 | 秤と戦闘中。 宿儺の「竈(カミノ)」を前に、「私達の勝ちだ」と宣言した。 |
虎杖悠仁 | 生存 | 東堂と連携しつつ宿儺を攻撃。 |
東堂葵 | 生存 | 「不義遊戯」改で虎杖をサポートする。 |
ミゲル | 生存 | ラルゥとともに撤退。 |
ラルゥ | 生存 | 重傷を負うも生存。 ミゲルとともに撤退した。 |
乙骨憂太 | 生存 | 羂索の術式をコピーし、五条悟の肉体へと移った。 「無量空処」展開直後、術式が焼き切れて行動不能に。 |
禪院真希 | 不明 | 三輪の「簡易領域」で宿儺の領域を凌ぐ。 その後「竈(カミノ)」の炎に包まれるも、東堂の「不義遊戯」で救出されたか。 |
日車寛見 | 死亡 | 領域展延、反転術式などの高等技術を習得するも、ゼロ距離で宿儺の斬撃を浴びて死亡。 |
脹相 | 死亡 | 宿儺の「竈」から虎杖を庇い、死亡する。 |
日下部篤也 | 不明 | 宿儺との戦闘に敗北。 生死不明。 |
猪野琢真 | 生存? | 習得した「簡易領域」で宿儺の領域を凌ぐ。 その後「竈(カミノ)」の炎に包まれるも、東堂の「不義遊戯」で救出されたか。 |
憂憂 | 生存 | 宿儺に狙われるも、ミゲルによって救われる。 |
星綺羅羅 | 生存 | 憂憂と共に高専術師の死体を回収する役目を担う。 |
羂索 | 死亡 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 宿儺に”全て”を託し、脳を突き刺されて死亡した。 |
髙羽史彦 | 不明 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 羂索との戦闘後、白装束を着込み、目を閉じているが、生死については明示されていない。 |
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原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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