【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第224話以降の展開予想記事です。五条の虚式「茈」から始まった新宿決戦。対する”呪いの王”両面宿儺の初手は、”最強の式神”魔虚羅の召喚で……?
【呪術廻戦】前回(第223話)のネタバレ
第223話「人外魔境新宿決戦①」
決戦前
自身が封印された忌むべき地である渋谷に降り立った五条悟。
そこには、特級呪霊の漏瑚(じょうご)が放った「極ノ番『隕』」など、「渋谷事変」の痕跡が色濃く残されていました。
建物の廊下を進む五条は、追従する伊地知に対し、「地下5階の人たちはどうなった?」と問いかけます。
伊地知曰く、渋谷は「渋谷事変」によって湧いた呪霊の爆心地。ゆえに、東京の非術師は渋谷に近付くほど生存率が低かったようです。
……が、地下5階だけは話が別です。五条悟の呪力残穢により、生まれた呪霊が一切寄り付かなかったとのこと。
また、「無量空処」の後遺症もなく、皆社会復帰を果たしたようです。
伊地知と共に五条悟が建物の屋上へと上がると、既に準備を済ませた庵歌姫と楽巌寺嘉伸の姿がありました。
一方その頃、別の建物の屋上には、両面宿儺と裏梅の姿が。
両面宿儺は、五条悟から放出される莫大な呪力により、決戦の始まりを感知していたようです。
楽巌寺の本質
……時は遡り、決戦前。
楽巌寺は、「夜蛾を殺したのは儂だ」と五条に打ち明けていました。
しかし五条は、「……そ」とだけ発し、それ以上言葉を発しません。
そんな五条に対して、「何故だ」と問いかける楽巌寺。
夜蛾すらも今際の際に「呪いの言葉」を吐かなかったことについて、楽巌寺は疑問を抱いたようです。
楽巌寺は少なからず罪悪感を有しており、何者かに罰して欲しい(呪いの言葉を吐いて欲しい)様子。
しかし五条は、楽巌寺の本質を「潔癖マニュアル人間の成れ果て」と表現し、「だからこそ信用できる部分もある」と言い放ちました。
また、楽巌寺が夜蛾を手に掛ける原因となった出来事が、”自身の封印”であると察していた五条。
それゆえに、今更になって楽巌寺を責める気になれないようです。
さらに五条は、楽巌寺が”上”に「パンダの秘密」を報告していないことを見抜きました。
「その歳でも人は変われるんだね」と五条。
総監部がもぬけの殻となったいま、次なるトップは楽巌寺です。
五条は、「アンタが総監部のトップに立てば 少しはマシになるでしょ」と続けました。
決戦準備
両面宿儺との決戦前、”結界”を張る要因として指名された伊地知は、「なんで私なんですか」と疑問をぶつけていました。
そんな伊地知に対して、「オマエが一番信用できる そんだけだよ」と五条。
”最強”からの「信用」を受け、自身に対して「応えられなければ ここで死ね!」と強く念じた伊地知は、”結界”を張る役目をこなします。
時を同じくして、庵歌姫は術式「単独禁区(ソロソロキンク)」を使用。その術式は、自身を含む「任意の術師の呪力総量 出力を一時的に増幅させる」効果を持ちます。
歌姫は、楽巌寺と共に術式発動の手順を省略せずに踏んでおり、120%の効力を得るに致しました。
さらには、五条悟も呪詞と掌印を省略せずに術式を発動。
そして放たれた「虚式『茈(むらさき)』」は、宿儺の両腕に大きなダメージを与え、開戦の合図となりました。
伊地知の張った結界の効果により、宿儺は五条の膨大な出力を感知できていなかった様子。
しかし、「反転術式」によって即座に傷を癒した宿儺は、五条悟と向かい合います。
”呪いの王”と相対した五条悟は、「そっちが挑戦者だから」と挑発しました。
第223話終わり。
【呪術廻戦】第224話以降のネタバレ予想
両面宿儺の動き
遂に始まった、”現代最強の術師”五条悟と、”史上最強の術師”両面宿儺による決戦。
戦いの行方を握るのは、両面宿儺が持つ”2種類の術式”ではないかと予想されます。
ここでは、そんな両面宿儺の術式について振り返りつつ、今後の戦いの行方を考察していきます。
術式「御厨子」
両面宿儺の肉体に刻まれた生得術式「御厨子」。
攻撃の主体となるのは斬撃ですが、炎を操ることが出来ることも明らかになっています。
また、”空に絵を描くに等しい神業”たる領域「伏魔御廚子」も強力そのもの。
徹底的に攻撃に特化した宿儺の術式は、”呪いの王”に相応しい代物です。
ただし、相手が五条悟となると、話は変わってきます。いかに攻撃が強力であっても、五条悟の”無限バリア”を突破できない限り、勝ちの目はありません。
「御厨子」のみで勝利するとなると、上述した領域「伏魔御廚子」という切り札を切る他に道はないでしょう。
……が、現在の宿儺の手札には、伏黒恵に刻まれた生得術式「十種影法術」も含まれています。
術式「十種影法術」
さて、上述の通り、現在の両面宿儺は「十種影法術」を使用することが可能です。
「十種影法術」とは、伏黒恵に刻まれた”禪院家相伝の術式”のひとつ。
影を媒介に式神を顕現させることができる、非常に強力な術式です。
しかし、多くの式神は、”現代最強の術師”五条悟にとっては問題にならない程度の存在。
そんな五条悟の警戒対象になり得る式神と言えば、”最強の式神”八握剣異戒神将魔虚羅(まこら)を置いて他には存在しないでしょう。
背面の方陣の回転により、あらゆる事象に「適応」することが出来る魔虚羅。
そんな「適応」が無限に対して行われた場合、たちまち”無限バリア”は無力と化してしまいます。
そして”無限バリア”が剥がれれば、今度は宿儺の「御厨子」による苛烈な攻撃が待ち受けているのです。
魔虚羅と宿儺……なかなかに極悪な組み合わせですよね。
今後起こり得ること
両面宿儺による「魔虚羅」召喚の可能性は、以前に別の記事でも考察を行いました。
それでは、今後の展開として、他にどのような事象が考えられるのでしょうか。
鹿紫雲一の乱入
東京第2結界にて秤金次と激戦を繰り広げた鹿紫雲一(かしも はじめ)は、いずれかのタイミングで参戦してくるのではないかと考えられます。
その理由は、彼自身が宿儺との戦闘を強く求めていたから。
そもそも、鹿紫雲が現代に受肉したのは、両面宿儺と戦うためです。
「どのタイミングで鹿紫雲が登場するか」という点は、今後の『呪術廻戦』のストーリーにおいて重要になってくるのではないでしょうか。
釘崎野薔薇の復活
私を含む多くの読者が望んでいるであろう、釘崎野薔薇の復活。
最終決戦のような雰囲気が醸し出されているいまだからこそ、釘崎野薔薇の登場は秒読み段階ではないかと予想されるのです。
釘崎の「芻霊呪法」を用いれば、五条悟が持っているとされる「両面宿儺の指」を介して、宿儺自身の魂にダメージを入れることも可能となります。
まだまだ活躍の余地は残されているのではないかと思われる釘崎。
兎にも角にも、復活の時を願ってやみません……。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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