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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第229話のネタバレ考察・感想記事です。”最強”同士の戦いは、「領域」の連発によって進行。領域内の戦闘で優位に立った五条は……?
前回はコチラ!
【呪術廻戦】第229話のネタバレ
第229話「人外魔境新宿決戦⑦」
領域内部の戦い
『呪術廻戦』第229話冒頭。乙骨憂太が、五条悟の鼻から流れる血に気付きます。
五条悟と両面宿儺の両者が、全く同じタイミングで「領域展開」を実行。
”同時の領域展開”は、すなわち両面宿儺も”焼き切れた術式の修復”が可能であることを意味しています。
さて、戦いは再び領域勝負へ。
五条悟としては、「伏魔御廚子」が「無量空処」を外殻から破壊してしまうであろう約3分間の間に、両面宿儺に大ダメージを与える必要があります。
そして場面は領域内部へ移りました。
五条悟は、「無下限呪術」の順転を絡めた戦闘法で、宿儺への攻撃を繰り返します。
そして、約3分が経過した頃、同時に「無量空処」と「伏魔御廚子」が崩壊しました。
少しの”遅れ”
「無量空処」は、「伏魔御廚子」による斬撃を浴び続けたことで崩壊に至りました。
一方の「伏魔御廚子」は、術師本人(=宿儺)が大ダメージを受けたことで崩壊しています。
この事実は、領域内の戦闘においては五条悟が勝っているということに他なりません。
そして両者は、再び”焼き切れた術式の修復”のフェーズへ。治癒が終了すると、両者とも同時に「領域展開」を使用しました。
……ここで、乙骨と日車の2名のみが、決定的な”事実”に気が付きました。
全くの同時に思われた「領域展開」のタイミング。しかし、五条悟の方がワンテンポ早かったのです。
どうやら宿儺は、肉体の治癒を行う必要があった分、術式の修復が遅れてしまった様子。
その結果、0.01秒にも満たない時間ではあるものの、宿儺は「無量空処」に付与された必中の術式を食らっていました。
最強の式神
僅かな時間ではあるものの、「無量空処」を食らってしまった宿儺。
その後の戦いは完全に五条悟ペースとなり、そこから2分40秒後、「伏魔御廚子」は崩壊を迎えました。
かくして、「無量空処」の必中術式を妨げる要素は排除され、両面宿儺の頭に”無限”が流れ込みます。
しかし、それでも五条悟は油断しません。両面宿儺を確実に追い込むため、”死”に近しいダメージを与えようと考えたのです。
……が、ここで宿儺は「八握剣異戒神将魔虚羅(まこら)」を召喚。
なんと魔虚羅は、既に「無量空処」への適応を終えており、一撃で結界を破壊してしまいました。
”現代最強の呪術師”の相手は、”史上最強の呪術師”から”最強の式神”に変わって……?
『呪術廻戦』第229話終わり。
【呪術廻戦】第229話の感想と考察
やはり五条は強かった
”神業”たる「結界を閉じない領域展開」を可能としている宿儺は、五条悟を大いに苦しめました。
しかし、領域内部における呪術戦においては、五条悟の方が格上である様子。
”現代最強の呪術師”は伊達ではありませんでしたね。
とはいえ、気になるのは冒頭の”鼻血”です。後述する”最強の式神”魔虚羅の脅威も去ることながら、五条悟の身体に何らかの問題が起きているのではないかと思えてなりません。
やはり五条は敗北し、死んでしまうのでしょうか。
生きてくれぇー!!!!
魔虚羅との戦いは……
『呪術廻戦』第229話のラスト、遂に両面宿儺によって「魔虚羅」が召喚されました。
第228話の方陣の回転は、「無量空処」への適応を表していたようです。
現在の五条は、領域「無量空処」の崩壊直後の術式が焼き切れた状態。
五条は、魔虚羅の苛烈な攻撃を、術式によるバリアを欠いた状態で凌ぐことができるのでしょうか。また、魔虚羅を前に、これまでのように”焼き切れた術式の修復”を行うことはできるのでしょうか。
誰がどう見てもピンチを迎えてしまった五条悟。
急展開の「人外魔境新宿決戦」編……その結末やいかに!?
以下は『呪術廻戦』第229話公開前の予想内容です。
【呪術廻戦】第229話以降のネタバレ予想
鼻血の意味
『呪術廻戦』第228話の最終コマにて、謎の鼻血が見られた五条悟。
能力から察するに、魔虚羅の方陣の回転とは無関係であると予想されます。
残る可能性として考えられるのが、五条悟自身の問題です。
両面宿儺というこれまでにない強敵を前に、「焼き切れた術式の治癒」という前代未聞の行為で対抗した五条悟。
しかし、「焼き切れた術式の治癒」は、五条と同じ”特級呪術師”である乙骨をして未知の芸当でした。
そして乙骨は、そんな未知の行為が「とんでもない無茶」によって成立しているのではないかと推測。不安げな表情を浮かべていました。
そんな流れの後、五条悟が鼻血を流すシーンが描かれたことを改めて思い出すと……どうにも無関係であるとは考えにくいですよね。
後述する魔虚羅の顕現と合わせて、着々と五条敗北に向けた準備が整えられているのではないでしょうか。
魔虚羅顕現
第228話の最終ページでは、上述した五条の鼻血と合わせて、「魔虚羅(まこら)の方陣の回転」も描かれていました。
魔虚羅こと「八握剣異戒神将魔虚羅」は、禪院家相伝の生得術式「十種影法術」によって顕現させることのできる、”最強の式神”です。
その能力は、「あらゆる事象への適応」。
両面宿儺は、そんな魔虚羅の能力を「最強の後出し虫拳(=じゃんけん)」と表現していました。
そして、”方陣の回転”は、魔虚羅が「適応」を行った際のアクションです。
すなわち、第228話のラスト時点で、魔虚羅は何らかの事象に「適応」済みであるということになります。
魔虚羅は何に適応したか
魔虚羅が適応した対象として考えられるのが、「無限」です。
五条悟との戦いにおいて障壁となるのは、術式「無下限呪術」によって現実のものとなる「無限」を置いて他にありません。
「無限」を欠いた状態でも五条悟が強力であることに違いはありませんが、それでも弱体化してしまうことに間違いはないでしょう。
その他の適応対象としては、術式「無下限呪術」そのものか、領域「無量空処」などでしょうか。
いずれにせよ、五条悟が窮地に陥っているという点において、適応対象がどれであろうと大差はなさそうです。
魔虚羅の突破方法
魔虚羅の”唯一の突破方法”は、既に『呪術廻戦』第119話で明かされている通り「初見の技にて適応前に屠る」です。
しかし、宿儺の動きを見るに、魔虚羅による「適応」は魔虚羅を召喚しておらずとも可能である様子。
現に「方陣」は回転しており、その時点で魔虚羅は何らかの事象に「適応」しているのです。
「適応」により、既に何らかの手札を封じられた状態である五条悟。
”最強の式神”魔虚羅を前に、”現代最強の呪術師”五条悟はどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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