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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第256話のネタバレ速報をまとめている記事です。ストーリーの流れを追いつつ、ネタバレ込みで内容の考察を行なっています。
【呪術廻戦】第256話について
発売日はいつ?
『呪術廻戦』第256話は、2024年4月8日発売の『週刊少年ジャンプ 19号』に掲載予定です。
両面宿儺との一大決戦が描かれている「人外魔境新宿決戦編」。
乙骨憂太に引き続き、禪院真希まで失ってしまった高専サイド。残された日下部は、宿儺とどう戦うのか……!?
【呪術廻戦】前回(第255話)の振り返り
以下からは、『呪術廻戦』第255話「人外魔境新宿決戦㉗」の内容をネタバレ込みで振り返っています。
第256話のネタバレ速報は、本記事中盤以降に記述しています。
ミゲル&ラルゥ
『呪術廻戦』第255話冒頭、そこには前回登場したミゲルのみならず、ラルゥの姿もありました。
かつて”夏油一派”に所属しており、ともに「夏油傑を王にする」ことを目的としていたミゲルとラルゥ。
そして現在、そんな2人が再びタッグを組み、眼下に両面宿儺を見ているのです。
参戦に至る経緯
ーー場面は「人外魔境新宿決戦」の開戦前に戻ります。
植物園のような建物の中、ミゲルは乙骨憂太とラルゥの訪問を受けていました。
2人の訪問の目的は、新宿決戦への助っ人参戦を乞うため。
しかし、ミゲルは「嫌だヨ」と即座に拒否しました。……その理由は、戦う相手が「五条悟が負けるかもしれない相手」だから。
かつて新宿で五条と矛を交えたミゲルだからこそ、”五条を負かす相手”の異次元さを肌で感じられるのでしょう。
承諾は難しいかと思われた矢先、ラルゥがミゲルと2人で話し合うことを希望しました。
かつて同じ一味に所属しており、なおかつ「夏油傑を王にする」という共通の目的を持っていた2人。
ラルゥは、自身が決戦に赴く理由を「弔い」と表現しました。
……それを聞いたミゲルは、「五条と乙骨の敗北していること」と「宿儺が領域を封じられていること」の2つを条件に、参戦を承諾しました。
術式が判明
場面は新宿決戦へと戻ります。
ミゲルとラルゥは、一目見ただけで宿儺の状況を理解。ミゲルに至っては余裕の笑みすら浮かべ、「これじゃ美味しいとこ取りダ」とフラグめいた言葉を発します。
その直後、2人は戦闘を開始。
最初に仕掛けたのは、術式「心身掌握(ハートキャッチ)」を持つラルゥです。
……しかし、宿儺は瞬時に「心身掌握」を切断し、術式範囲外へと回避。ついでにラルゥに向けて「解」を放ちました。
【心身掌握(ハートキャッチ)】
術式対象を”掴む”ことができる。相手を掴む”仮想の手”は何度でも復元することができるが、破壊時に受けたダメージの10分の1が本体(=ラルゥ)に還元される。
次に攻撃を仕掛けたのは、術式「祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)」を持つミゲルです。
ミゲルは、肉体でビートを刻みつつ、軽快に宿儺の「解」を回避。
続けて宿儺の懐に入り込むと、鳩尾(みぞおち)めがけて強力なパンチを放ちました。
【祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)】
肉体でビートを刻むことにより、呪いを退けるとともに自身の身体能力を強化・向上することができる術式。
強力な能力ではないものの、利便性に優れる。
佳境へ
ミゲルが宿儺に対して攻撃を当てた直後、脹相が登場。
「穿血」を放つも、宿儺には当たりません。ーーしかし、その直後。今度は「反転術式」による回復を終えた虎杖が登場。
また、腹に「黒閃」を腹に喰らった真希も復活を果たし、戦場のバランスは高専有利へと傾き始めました。
いよいよ宿儺を追い込んだ……ーーそう思われた、その時。
宿儺がラルゥに向けて拳を放つと、周囲に黒い火花が舞ったのです。
五条悟と同じく、2度目の「黒閃」をキメた宿儺。
戦いの行方は……?
『呪術廻戦』第255話終わり。
【呪術廻戦】第256話のネタバレ速報
以下からは、『呪術廻戦』第256話「人外魔境新宿決戦㉘」の内容をネタバレありでご紹介していきます。
「黒閃」とは
ある日、呪術高専の一室。
五条悟が「黒閃」という現象についての解説を行なっていた。
そもそも「黒閃」とは、「呪力と打撃の誤差が0.000001秒以内」の時に発生する「空間の歪み」である。
しかし、五条に言わせると、上述の内容は「説明不足」。
”六眼”を持つ五条であれば、誤差0.000001秒など狙って出せるレベルの数値である。
つまり「黒閃」とは、呪力と打撃のみならず、その他の複合的な要因が合致した時、初めて起こる現象だと言える。
「黒閃」を経て
場面は新宿へと戻る。
宿儺が2度目の「黒閃」をキメたことを受け、場の術師たちはそれぞれ一段と危機感を強めていた。
ミゲルに至っては、もはや撤退を念頭に置いており、これ以上戦うつもりはないようだ。
次の瞬間、動き出したのは虎杖と脹相だった。
2人は息の合った連携で宿儺を追い込み、心臓に向けて「穿血」を放つべく立ち回る。
しかし、宿儺は見事に2人の攻撃を避け、禪院真希へとターゲットを移した。
状況の悪化
「釈魂刀」(のレプリカ)を握り、真希は宿儺の心臓を狙う。
しかし、「黒閃」直後の宿儺は体術レベルも高く、攻撃は当たらない。
……あろうことか、宿儺は真希に対して再び「黒閃」をキメ、直後に出力の上がった「解」を放ったのである。
目に見えて大怪我を負った真希。しかし、まだ意識は保っていることから、数話後に復活する可能性は高そうだ。
次に宿儺に対して攻撃を仕掛けたのは、脹相である。
脹相は複数の圧縮した血液を飛ばし、ショットガン型の「穿血」たる「超新星」を放った。
しかし宿儺は、そんな脹相の攻撃すら掻い潜り、本日4度目の「黒閃」をキメた。
もはやなんでもあり状態の”呪いの王”。ボルテージは最高潮へと達する。
穿血
宿儺の「黒閃」に対し、脹相は”血の鎧”によってダメージの経験を計った。
さらに脹相は、次なる”布石”を虎杖に託す。
一方その頃、ラルゥを立ち上がらせたミゲルは、撤退を始めた。
しかし、ボロボロの状態にも関わらず、「まだやり残したことがあるわ」とラルゥ。
彼/彼女には、何らかの秘策があるようだ。
場面は虎杖vs宿儺へと戻る。
体術では宿儺に押し負け、一見して不利かのように思われた虎杖。
……しかし、その手には脹相から受け取った”圧縮血液”が握られていた。
虎杖の肉体には新たに「赤血操術」が刻まれたものの、短い修行時間ゆえに「百斂(びゃくれん)」の習得には至らなかった。
だからこそ、「百斂」によって既に圧縮された血液を受け取り、唯一習得した「穿血」を放ったのである。
不意をつかれた宿儺は、ギリギリのところで避けたものの、かすり傷を負った。
反撃の狼煙
「穿血」を使用した虎杖だったが、宿儺に致命的なダメージは与えることはできなかった。
しかし、虎杖のターンはまだ終わっていない。
咄嗟に拳を作り、憎むべき”相手”を見据えた虎杖。
……その時、宿儺は虎杖から「黒閃」の予感を感じ取った。
当然ながら、防御の構えを取ろうとした宿儺。しかし、このタイミングでラルゥが動く。
ラルゥの生得術式「心身掌握(ハートキャッチ)」は、肉体だけでなく心をも鷲掴みにすることができるのである。
そこでラルゥは、撤退前に「こっちを向いて(キューティーハニー)」を使用。
宿儺の意識を強制的に逸らすことに成功した。
……そして、宿儺の傷付いた心臓に対し、虎杖の「黒閃」が炸裂する!!
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【呪術廻戦】第256話のネタバレ速報|まとめ
まずは『呪術廻戦』第256話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第256話のまとめ】
- 五条が「黒閃」について語る。
- 宿儺が3度の「黒閃」を放ち、呪力出力の向上に至る。
- 脹相のカバーにより、虎杖が穿血(せんけつ)を放つ。
- 虎杖が宿儺に対して「黒閃」をキメる。
”呪いの王”両面宿儺は、既にキメた2回に加え、第256話でも2回の「黒閃」に成功。
同日中の記録としては七海と虎杖に並ぶ、4回もの「黒閃」を放って見せました。
結局のところ、宿儺は「あらゆる面で五条悟を上回る存在」のようです。
とはいえ、主人公の虎杖悠仁も負けてはいません。
「周囲の助け」という現在の宿儺が持ち得ない武器をフル活用し、窮地を覆す「黒閃」を放ったのです。
虎杖が打撃を打ち込んだ位置は、傷ついた宿儺の心臓。
ただ、懸念点として挙げておきたいのが、「4度の『黒閃』」です。
五条悟が2度の「黒閃」で「反転術式」の出力を取り戻したことから、宿儺も同様に「反転術式」の出力を得ているはず。
「釈魂刀」による心臓への傷が既に再生していた場合、今回の「黒閃」もギリギリ耐えられてしまいそうですが……?
人外魔境新宿決戦編|現在の状況まとめ
以下の表に、「人外魔境新宿決戦」における各キャラクターの状況をまとめました。
キャラクター名 | 生死 | 状況 |
五条悟 | 死亡 | 宿儺に全てをぶつけるも、敢えなく敗北。 胴体を両断され死亡。 |
両面宿儺 | 生存 | 傷付いた心臓に虎杖の「黒閃」を喰らう。ダメージの程は不明。 |
鹿紫雲一 | 死亡 | 五条と同じく宿儺に全てをぶつけるも敗北。 「世界を断つ斬撃」によって死亡。 |
秤金次 | 生存 | 裏梅と戦闘中。 ラウンド中の不死身状態であり、捨て身の攻撃を仕掛け続ける。 |
裏梅 | 生存 | 秤と戦闘中。 捨て身の攻撃を躊躇いもなく繰り出す相手を前に、「本気」を出すと宣言した。 |
虎杖悠仁 | 生存 | 「穿血」を習得していたことが判明する。 ラルゥのカバーもあって、宿儺に「黒閃」を叩き込んだ。 |
ミゲル | 生存 | ラルゥを伴って撤退を始める。 「こっちを向いて(キューティーハニー)」の発動を手伝った。 |
ラルゥ | 生存 | 宿儺の「黒閃」を受け、重傷を負う。 撤退直前に「こっちを向いて(キューティーハニー)」を発動し、虎杖の「黒閃」に繋いだ。 |
乙骨憂太 | 不明 | 宿儺の「世界を断つ斬撃」を喰らい、生死不明。 現在は憂憂の術式により戦線離脱済。 |
禪院真希 | 不明 | 「黒閃」に加えて出力の上がった「解」を喰らい、正史不明。 |
日車寛見 | 死亡 | 領域展延、反転術式などの高等技術を習得するも、ゼロ距離で宿儺の斬撃を浴びて死亡。 |
脹相 | 生存 | 宿儺の「黒閃」を受けるも、”血の鎧”で耐え凌ぐ。 虎杖に圧縮した血液を託した。 |
日下部篤也 | 不明 | 宿儺との戦闘に敗北。 生死不明。 |
猪野琢真 | 不明 | 宿儺に攻撃を仕掛けるも、「解」による返り討ちに遭う。生死不明。 |
ミゲル | 生存 | 新宿決戦に参戦。 窮地の憂憂を救った。 |
憂憂 | 生存 | 宿儺に狙われるも、ミゲルによって救われる。 |
星綺羅羅 | 生存 | 憂憂と共に高専術師の死体を回収する役目を担う。 |
羂索 | 死亡 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 宿儺に”全て”を託し、脳を突き刺されて死亡した。 |
髙羽史彦 | 不明 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 羂索との戦闘後、白装束を着込み、目を閉じているが、生死については明示されていない。 |
他のキャラクターはこちら!
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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