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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第263話の展開予想をまとめている記事です(これまでのネタバレあり)。発売日情報についてもまとめています。
【呪術廻戦】第263話について
発売日はいつ?
『呪術廻戦』第263話は、2024年7月8日発売の『週刊少年ジャンプ』32号に掲載予定です。
羂索の術式をコピーし、恩師・五条悟の肉体へと渡った乙骨憂太。
両面宿儺との戦いは領域の押し合いへと移行し、「人外魔境新宿決戦」序盤をなぞるような展開となりました。
時を同じくして、”呪いの女王”たる「リカ」は、乙骨の亡骸を抱き締めて泣いており……?
【呪術廻戦】前回(第262話)の振り返り
以下からは、『呪術廻戦』第262話「人外魔境新宿決戦㉞」の内容をネタバレ込みで振り返っています。
『呪術廻戦』第263話の内容は、本記事中盤以降です。
領域対決
前回(第261話)ラスト、乙骨憂太と両面宿儺は同時に掌印を結び、「領域展開」と唱えました。
結界を構築するにあたり、乙骨は五条同様に”小さい結界”を採用。
「伏魔御廚子(ふくまみづし)」の特徴である、”相手領域(=無量空処)への結界外郭からの攻撃”に対し、3分ほどの時間稼ぎが可能となりました。
決戦前、乙骨は五条悟と”入れ替え修行”を行っていた様子。
加えて、現在の宿儺は疲労が蓄積しているため、それゆえに同等程度のパフォーマンスを発揮できているようです。
3分間の攻防
「無量空処」が破壊されるであろう3分間を超える前に、宿儺に対して大ダメージを与える必要がある乙骨。
一方の宿儺は、そんな相手の狙いを看破した上で、3分を待たずに「無量空処」を破壊することを目標に定めます。
そして、始まった領域内における直接対決。
……ここで、乙骨にとって想定外の事態が起こります。
宿儺が「領域展開」を維持しつつ「領域展延」を用いたことにより、立ち上がりの一撃を喰らってしまったのです。
幸先の悪いスタートを前に、早速敗北がチラつきますが……?
呪いの女王の涙
場所は変わって「リカ」サイドーー。
祈本里香の成仏後に残された歪な存在は、乙骨憂太の”脳”ではなく”肉体”に執着している様子。
それゆえに「リカ」は、乙骨憂太の肉体を抱きしめつつ、大粒の涙を流していて……?
『呪術廻戦』第262話終わり。
『呪術廻戦』第262話のまとめ
【第262話のまとめ】
- 乙骨と宿儺の領域が展開される。
- 乙骨は五条同様に”小さい結界”を運用。
- 両者とも3分間以内に相手への大ダメージを狙う。
- 「リカ」が乙骨の肉体を抱き締め、悲しむ様子が描かれる。
『呪術廻戦』第262話のネタバレと考察・感想
【呪術廻戦】第263話の展開予想・考察
「リカ」の異変
『呪術廻戦』第262話のラスト、完全顕現状態にある「リカ」が、抜け殻となった乙骨憂太を抱き締める様子が描かれました。
当の乙骨は羂索(けんじゃく)の術式によって肉体を渡り、五条悟の中へと移動してしまったわけですが、どうやら「リカ」はそれを理解していないようです。
そもそも「リカ」とは、”特級過呪怨霊”祈本里香本人ではなく、里香が成仏した後に残された存在。
それゆえに、”乙骨自身”ではなく”乙骨の肉体”に執着している……という線もありそうですね。
もしそうであるとするならば、「リカ」にとって現在の乙骨(=五条)は、乙骨の命を奪った他人として映る可能性すらありそうです。
『呪術廻戦』第0巻で五条悟が述べていた「愛ほど歪んだ呪いはない」という言葉が、現実のものになってしまう日は近いのかも……?
乙骨と五条の”差”
領域内の戦闘において、宿儺の攻撃を顔面に受けてしまった乙骨。
大きなダメージを受けたわけではないようですが、”五条悟が顔面を2発殴られている”という絵面はなかなかショッキングです。
攻撃を受けた要因は、宿儺が領域内で「領域展延」を使用する可能性を想定していなかったから。
付け加えるならば、「無下限呪術」を持つがゆえの防御への過信もあったことでしょう。
いやはや、姿形が同じであるからこそ、どうしても「五条本人であれば…」と考えてしまう示唆的なコマですよね。
小さなコマではありますが、乙骨と五条の”差”がありありと表現されたワンシーンだと言えそうです。
乙骨は敗北する?
上述したように、五条悟の肉体を手に入れながらも、五条悟ほどのパフォーマンスは発揮できないでいる乙骨。
対する宿儺は、疲労を感じさせない高いパフォーマンスを継続して発揮しており、敗北を感じさせない風格を纏っています。
「リカ」の異変も相まって、いよいよ”乙骨憂太の敗北(死亡)”が現実味を帯びてきたのではないでしょうか。
そうなると、勝負を決められるのは現主人公の虎杖悠仁だけ。
クライマックスが近付く「人外魔境新宿決戦」……今後の展開を見守りましょう。
5分が経過して・・・
既に述べた通り、乙骨憂太は自身の”コピー術式”を用いることで、”現代最強の呪術師”五条悟の肉体へと渡りました。
しかし、そもそも”コピー術式”は、特定の条件下でしか使うことのできない術式です。
その条件とは、①「リカ」の完全顕現中、②領域「真贋相愛」展開中の2種類のみ。
現在の乙骨は、①の方法で術式を使用し、五条悟の肉体へと渡りました。
……そして、完全顕現中した「リカ」との接続可能時間には、5分間のタイムリミットが存在しています。
”呪いの王”両面宿儺との戦いが、たった5分間で決着するはずもなく、戦闘中に時間が経過してしまう可能性は十分にあり得るのです。
既に『呪術廻戦』第261話内で触れられている通り、完全顕現解除後の乙骨に何が起こるのかはわかりません。
しかし、身の丈に合わない実力を手にした以上、”呪術”と言う概念の孕む「等価交換」の性質に鑑みると、少なくとも戦闘の継続が困難な状態に陥るのではないでしょうか。
『呪術廻戦』第263話のネタバレ速報
【呪術廻戦】今後の展開について
完結は近い?
”呪いの王”両面宿儺との全面対決が描かれている「人外魔境新宿決戦」編。
羂索(けんじゃく)が既に討たれたいま、残る敵は宿儺のみ。
『呪術廻戦』第258話時点でかなり宿儺が追い込まれていることから、完結の日は近いと予想されます。
残りわずかであろう連載期間の中、今後のストーリーではどのような展開が待っているのでしょうか。
気になる要素をいくつかピックアップしました。
秤金次vs裏梅
まず挙げられるのが、本記事でも既に触れている秤金次と裏梅の戦いです。
運要素が濃く、”ギャンブラー術師”と言っても過言ではない秤金次と、”凍星”の二つ名を持ち、宿儺の隣に立つことが許された唯一の術師・裏梅。
2人の強者による戦いは、一体どちらの勝利で終わるのでしょうか。
宿儺との決戦が盛況のいま、両者の戦いは詳細が描かれずに終わる可能性もありそうですが……。
釘崎野薔薇のその後
真人の「無為転変」によって顔の半分近くを吹き飛ばされた後、長らく出番をもらえずにいるヒロイン・釘崎野薔薇。
比較的早い段階で、京都校1年・新田の応急処置が施されたものの、その後の生死については長らく不明となっています。
「人外魔境新宿決戦」のレベルから察するに、釘崎が途中参戦する可能性は限りなく低いはず……。
そうなると、彼女は一体いつ再登場するのでしょうか。
そもそも、生きているのでしょうか。
伏黒恵について
宿儺に体を乗っ取られた挙句、姉の津美紀、恩師の五条悟を自身の術式で殺害する結果となってしまった、伏黒恵。
現時点では”魂”として肉体の奥底に封じ込められており、決戦中は「無量空処」を複数回喰らうというとんでもない目にも遭っていました。
……その結果、虎杖と一瞬の邂逅を果たした伏黒でしたが、「もういいんだ」と生きる意志を放棄。
あまりにも酷い目に遭い過ぎている伏黒だからこそ、最後には救われる展開が用意されていてほしいものです。
【呪術廻戦】第263話の展開予想|まとめ
『呪術廻戦』第263話の予想内容を以下にまとめました。
【第263話の予想まとめ】
- 「伏魔御廚子」と「無量空処」が激突する。
- 乙骨憂太に才能開花の兆し?
- 「リカ」との接続可能時間がリミットを迎え、戦闘不能状態へ。
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人外魔境新宿決戦編|現在の状況
以下の表に、「人外魔境新宿決戦」における各キャラクターの状況をまとめました。
キャラクターの生死についても記載しています。
キャラクター名 | 生死 | 状況 |
五条悟 | 死亡 | 宿儺に全てをぶつけるも、敢えなく敗北。 胴体を両断され死亡。 |
両面宿儺 | 生存 | 「竈(カミノ)」「開(フーガ)」と発し、”炎”を使用。 その後、虎杖と東堂と対峙し、術式が焼き切れた状態で挑む。 |
鹿紫雲一 | 死亡 | 五条と同じく宿儺に全てをぶつけるも敗北。 「世界を断つ斬撃」によって死亡。 |
秤金次 | 生存 | 裏梅と戦闘中。 |
裏梅 | 生存 | 秤と戦闘中。 宿儺の「竈(カミノ)」を前に、「私達の勝ちだ」と宣言した。 |
虎杖悠仁 | 生存 | 習得した「簡易領域」で宿儺の領域を凌ぐ。 「竈(カミノ)」の炎に包まれるも、脹相に救われた。 |
東堂葵 | 生存 | 「不義遊戯」改で虎杖をサポートする。 |
ミゲル | 生存 | ラルゥとともに撤退。 |
ラルゥ | 生存 | 重傷を負うも生存。 ミゲルとともに撤退した。 |
乙骨憂太 | 生存 | 羂索の術式をコピーし、五条悟の肉体へと移った。 |
禪院真希 | 不明 | 三輪の「簡易領域」で宿儺の領域を凌ぐ。 その後「竈(カミノ)」の炎に包まれるも、東堂の「不義遊戯」で救出されたか。 |
日車寛見 | 死亡 | 領域展延、反転術式などの高等技術を習得するも、ゼロ距離で宿儺の斬撃を浴びて死亡。 |
脹相 | 死亡 | 宿儺の「竈」から虎杖を庇い、死亡する。 |
日下部篤也 | 不明 | 宿儺との戦闘に敗北。 生死不明。 |
猪野琢真 | 生存? | 習得した「簡易領域」で宿儺の領域を凌ぐ。 その後「竈(カミノ)」の炎に包まれるも、東堂の「不義遊戯」で救出されたか。 |
憂憂 | 生存 | 宿儺に狙われるも、ミゲルによって救われる。 |
星綺羅羅 | 生存 | 憂憂と共に高専術師の死体を回収する役目を担う。 |
羂索 | 死亡 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 宿儺に”全て”を託し、脳を突き刺されて死亡した。 |
髙羽史彦 | 不明 | 現在地は岩手県の御所湖結界。 羂索との戦闘後、白装束を着込み、目を閉じているが、生死については明示されていない。 |
他のキャラクターはこちら!
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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