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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』の今後のストーリー展開で「五条悟」が復活する可能性について考察しています。現代最強の術師は、一体どのような復活劇を見せてくれるのでしょうか。
本記事は、本誌最新話時点のネタバレを含みます。
閲覧の際は十分にご注意ください。
【呪術廻戦】五条悟のこれまで
記事本編に入る前に、まずは五条悟のこれまでの道のりを振り返っておきましょう。
封印と復活
渋谷事変にて
アニメ『呪術廻戦』でも既に描かれた通り、「渋谷事変」にて特級呪物「獄門疆(ごくもんきょう)」に封印されてしまった五条悟。
「獄門疆」とは、「生きた結界」と呼ばれし源信の成れの果てたる呪物です。
いくら”現代最強の呪術師”と言えども、封印された以上は為す術がありません。
「死滅回游編」を経て、第221話。
虎杖悠仁と伏黒恵が”天使”来栖華との協力関係を締結したことにより、状況が変わり始めます。
”天使”の術式「邪去侮(ヤコブ)の梯子」は、対象の術式を消滅させる術式。
その術式効果は呪物にも及ぶため、「獄門疆”裏”」経由で五条悟を復活することに成功したのです。
無事に復活した五条は、その足で羂索の元へと”お礼参り”を実行。
宿儺に対する「宣戦布告」を行った後、呪術高専へと帰還しました。
人外魔境新宿決戦へ
『呪術廻戦』第223話、”史上最強の術師”両面宿儺と”現代最強の術師”五条悟による雌雄決する一大決戦がスタートしました。
戦いは概ね宿儺ペースで進むものの、術式の性能面では五条が遥かに上。
ストーリーが進むにつれて、術式「無下限呪術」や領域「無量空処」の強みが宿儺を蝕み始めました。
ーーそして、戦いの最終盤。
五条悟は、最大の切り札たる「虚式『茈(むらさき)』」を発動。
これまでの過程で「反転術式」の出力を失っていた宿儺に対し、大ダメージを与えることに成功します。
……しかし、その先には見事なまでの「どんでん返し」が待っていたのです。
人外魔境新宿決戦を最初から見る!
天晴れだ五条悟
至近距離で大技(=茈)を喰らい、観戦者たちにすら「勝ち」を確信させるほどの深手を負った宿儺。
まさかの五条悟勝利(?)という展開に、読者たちが一抹の不安を抱いて『呪術廻戦』第236話に突入すると……。
1p目にして、今は亡き”親友”の夏油と再会した五条の姿が描かれていたのです。
その瞬間、『呪術廻戦』ファンは全てを察したことでしょう。
ページをめくっていくと、見開きで掲載された「現実」。
……そう、五条悟は敗北したのです。
五条に「完全敗北」を与えたのは、宿儺が新たに習得した「世界を断つ斬撃」。
自身の”成長”を引き出してみせた五条悟という術師に対して、宿儺は「天晴れだ」という最上級の賛辞を贈りました。
五条vs宿儺の決着回はこちらから!
【呪術廻戦】五条悟の復活が実現する理由
①単行本冒頭ページ
『呪術廻戦』ファンの中で囁かれている「五条悟復活説」。
説を裏付けとして最初に紹介したいのが、『呪術廻戦』単行本26巻の冒頭ページです。
そこに描かれているのは、普段以上に目を見開いた五条悟の姿。下書き状態であることを差し引いても、その姿は意図してボロボロに描かれているように思われます。
この描写……五条悟が生死の狭間から帰還したシーンを表しているのではないでしょうか。
第236話で描かれた”胴体の切断された五条悟”は、確かにショッキングなものでした。
普通の人間であれば間違いなく死んでおり、観戦していた高専術師たちも「五条悟は死んだ」と思わせるに十分な反応を示しています。
しかし、反転術式を回すための脳は残っており、首が切断されたわけでもありません。
九十九由基が似た状況で「ブラックホール」を発動していたことを思えば、少なくとも第236話時点の五条は生きていたのではないでしょうか。
……とはいえ、「五条悟復活説」を提唱するにあたり、1枚の絵のみでは根拠として薄いところ。
他の視点からも復活説について考察してみましょう。
『呪術廻戦』26巻はこちらから!
②憂憂による回収
「人外魔境新宿決戦」には、虎杖や乙骨ら戦闘要員の他、星と憂憂が支援要員として参戦しています。
2人の(というより主に憂憂の)役割は、術式を用いて敗れた術師たちを回収すること。
上画像の人物は日車寛見ですが、五条悟も2人によって回収された(※)ようです。
(※宿儺が言及。回収シーンは存在せず。)
回収要員の存在意義を純粋に受け取るのであれば、見た目通り「死体の回収」でしょう。
日々”呪い”と戦う呪術師は、死後に肉体が残らないこともままある職業です。
だからこそ形ある”死体”を回収することは、呪術師たちにとって大いなる意味があるのでしょう。
しかし、「人外魔境新宿決戦」という生死が交錯するシリアスな展開が続いている以上、「回収」には”今後に繋がる意義”が隠されているのではないか……とも考えてしまいます。
例えば、家入を含む「反転術式」の使い手による術師の治療です。
宿儺曰く、「反転術式」を他者に使用した場合の治癒効率は、「自己治癒の半分以下」。
一方で、高専には任意の対象に”バフ”をかけることができる庵歌姫が控えています。
歌姫の術式「単独禁区(ソロソロキンク)」によって”バフ”が施され、家入が「反転術式」を行使する展開……願望を多分に含みますが、展開としてはあり得る範疇でしょう。
③宿儺の本気
「五条悟復活説」を裏付ける理由。その3つ目として取り上げたいのは、「宿儺がまだ本気を出していない」という事実です。
鹿紫雲(かしも)戦で本来の姿へと変身し、平安の世を震撼させた”呪いの王”たる姿を取り戻した宿儺。
以降の戦いでは、日車寛見、乙骨憂太、禪院真希などの名だたる猛者たちが挑みましたが、そのことごとくが散っていきました。
真希については第255話で復活を果たしたものの、宿儺を追い込むほどのパフォーマンスは発揮できていない状況です。
また、ミゲルとラルゥという元”夏油一派”の猛者も参戦を果たしましたが、ラルゥに至っては「黒閃」の餌食になってしまう始末。
現状の戦力では、宿儺から”本気”を引き出すことは難しいと言わざるを得ません。
五条復活で第2ラウンド開始?
”宿儺が本気を出し得る人物”と言えば、どうしても「五条悟」が思い浮かんでしまいます。
現時点で「宿儺が本気を出していない」という事実は、やはり「五条悟復活説」を裏付ける大きな証拠となるのではないでしょうか。
なお、宿儺の「本気」として予想されるのは、やはり”炎”の使用です。
「渋谷事変」における宿儺は、漏瑚を上回るほどの火力を持つ”炎”を使用していました。
一方、現在の宿儺が使っているのは斬撃のみ。
「渋谷事変」において、”炎”の使用に明確な”縛り”があるようには見受けられなかったことから、現在の宿儺は単純に舐めプをしている可能性が高そうです。
……というより、”使う必要がない”という表現が正しいでしょうか。
【呪術廻戦】五条悟復活説|まとめ
「人外魔境新宿決戦」において、作品史に残る名勝負の末に敗北を喫した五条悟。
第236話の死亡(?)シーンはまだ記憶に新しく、多くの読者がトラウマを負ったのではないかと思われます。
しかし、本記事でご紹介した通り、まだ五条悟復活の”芽”は潰えていないはず。
「最強」が復活することによる弊害はさておき、今はひとまず推しキャラの再登場を願いましょう。
キャラクターの現在の状況まとめ
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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